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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声@ Re[1]:「困った子は困っている子なんです」(04/13) いのぐみさんへ 元々、幼い子ども達は「…

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森の声

森の声

2012.02.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
心の問題を心に働きかけるだけで解決しようとするのは非常に困難です。それは他の人に対しても、また自分自身に対しても同じです。

なぜなら「心」は「からだ」が創り出しているものだからです。「心」が「からだ」と別々に存在しているわけではありません。「心」は「からだの一部」として存在しているのです。

だからこそ、「心の病」に薬が効くのです。また、ストレスが溜まってイライラしている時でも、温泉旅行などに行ってマッサージを受けてくるとすっきりしてしまうのです。

疲れがたまっている時はイライラします。おしっこやうんこが溜まっている時には落ち着きも集中力もなくなります。

サルの脳に電極をつけて電気を流す実験では、脳の各部に電気を流すだけで、猿は喜んだり、怒ったり、悲しんだりしたそうです。

また、感情や心の状態はからだの状態ともつながっていて、怒っている人のからだは「怒っている人」特有のからだの状態になっています。

泣いている時も、喜んでいる時も同じです。ですから、本人に心の状態のことを聞かなくても、からだの状態を調べればその人が怒っているのか、喜んでいるのか分ります。

心にトラブルを抱えている人のからだには歪みや、偏りや、つまりがあります。物の考え方がワンパターンの人のからだの動きもまたワンパターンです。

逆に、そのような人のからだの動きを自由にしてあげると、物の考え方も自由になります。

心の働きがそのようなからだの状態を創り出すのではありません。からだの状態が心の状態を創り出しているのです。そのからだの状態を作っているのは「無意識」という働きです。

試験などに合格して嬉しくなるのは、まず無意識がからだを「喜ぶことが出来る状態」に変化させます。するとそのからだの状態に応じて感情が動き始め、それを心が感じ取ることで嬉しくなるのです。

人は心の中に「喜び」が湧き上がることで嬉しくなるのですが、その「喜び」を湧きあがらせているのが無意識やからだの働きなのです。

ヨガなどでは意識の働きを通してその「からだ」に働きかけます。その結果、自分の感情をコントロールすることが出来るようになります。

ですから、「自分のからだ」と向き合うことが出来る人は、自分の無意識や感情と向き合うことが出来ます。

「自他分離」はその延長にあります。

幼い子どもたちが自他分離出来ないのは、「自分のからだ」と向き合うことが出来ないからです。幼い子どもたちの感覚は外に向かって開いたままです。そのため、「自分」を感じることが困難なんです。

アリの動きに意識を向けることが出来ても、自分のからだの中の「おしっこ」に意識を向けることが出来ないのです。だからお母さんが「おしっこは大丈夫」と聞くと、「大丈夫」という返事しか返ってこないのです。

子どもが「お母さん おしっこ」という時はもう出口付近まで出てきてしまっている時です。

頭が痛い時も、おなかが痛い時も、「どこが どのように いたいの?」と聞いても、詳しく答えることが出来ません。いたずらした時などに、「どうしてそんなことやったの」と聞いても、自分の内側に意識を向けることが出来ない為、答えることが出来ません。

当然、「反省しなさい」などと言っても無駄です。自分の内側に意識を向けることが出来ないのですから反省など出来るわけがありません。

もちろん大人になれば、「おしっこ」ぐらいわかります。反省もできます。でも、自分の「からだ」に意識を向けることが出来ない人は自分を変えることが出来ないのです。そのため、何回反省しても、同じことを繰り返します。

子どもを叩いてしまった後で後悔し反省して、「もう二度と叩かないようにしよう」と決意しても、自分のからだと対話することが出来ない人は同じことを繰り返します。

実は、「自他分離」が困難な人は「自自分離」も出来ないのです。その「自自分離」とは「自分のからだ」と向き合うことです。

「自分のからだ」と向き合うことが出来る人は、「自分の感情」と向き合うことが出来ます。「自分の感情」と向き合うことが出来る人は、「自分の心」と向き合い、対話することが出来ます。

その、「自分のからだ」と向き合うということは、意識が感覚を通して「自分のからだ」と対話することです。

それが出来る人は自分のからだを道具のようになど使いません。

そのエクササイズとして一番簡単にできることは、意識的にゆっくりと動くことや、心をこめて丁寧に動くことなどです。また、歩き方や話し方などにおける「日常的な癖」を変えていくことです。

太極拳や茶道など効果的です。

禅のような方法は、その対話が出来る人がさらに対話を深めるためには有効ですが、対話が困難な人には退屈で苦しいばかりで、何の実りもありません。

ただし、太極拳でも茶道でも最初は先生に就いた方がいいです。自分との対話が出来ない人は「できたつもり」で動いてしまうからです。自分を客観的にチェックすることが出来ないのです。

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<告知です>二つあります
いずれもお問い合わせ、お申込みは<篠>までお願いします。

★3月31日(土) 10:00~11:45
 「親子で遊ぼう」 私が主催している「ポランの広場」という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。

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★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

それと原則として子どもの同伴はできません。子どもはお母さんが何かやろうとすると邪魔をするという本能がありますから。

ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

詳しことは篠までお問い合わせください。





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Last updated  2012.02.04 07:03:51
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