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見えない回路 New! かめおか ゆみこさん

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森の声

2014.11.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
価値観の異なる相手と話し合うのは非常に難しいです。

その一つの理由が、お互いが「自分の方が正しい」という前提で話し合うのと、「相手の話」を聞こうとするより、「自分の話」を聞かそうとしてしまうからです。

他の人と話し合う場合には、その話し合いの結果、「自分の考え」とは異なる結果になったとしてもそれを受け入れるという覚悟が必要なのです。

それがないままの話合いは、単なる「押し付け合い」にしかなりません。そして当然のことながら、「押し付け合い」ではよけいに対立が深まるばかりです。

相手に変わってもらうためには、自分自身も変わる覚悟が必要なのです。

これは、夫婦の関係でも親子の関係でも同じです。

子どもの問題行動を変えたいと思うのなら、子どもを叱るだけではなく、お母さん自身も変わる必要があるのです。

お母さんが変わることなく、子どもだけを変えようとしてもそれは無理です。

多くの場合子どもの行動は、年齢に伴う生理的な現象か、お母さんへの反応として現れているだけだからです。

親子遊びの会などで、輪になって手をつなぐとき、「子どもが手をつながないから」といって、子どもを追いかけ回すお母さんがいますが、それは逆効果です。

そのような状態の子どもは、「お母さんとの追いかけっこ」を楽しんでいるわけですから、いつまで経っても輪に入ってくることなどないのです。

そんな時はお母さんに、子どもを追いかけないように伝えます。そして、お母さんはみんなと手をつないで輪に入ってもらいます。すると、今度は子どもの方がお母さんに寄ってくるのです。一人では寂しいからです。

子どもは追いかければ逃げて、逃げれば追いかけてくる生き物なのです。

そのように、子どもの行動が「お母さんへの反応」として現れている場合には、お母さんが変わる以外に子どもの行動を変える方法はありません。

また、年齢に伴う生理的な現象なら、お母さんが変わったからといって子どもは変わりませんが、お母さんがその状態を受け入れてあげることで、確実に子どものストレスは減ります。


大人同士の場合では、本気で相手と話し合いたいと思うのなら、まず相手の言い分を聞くことから始める必要があります。

その時、「自分の立場」にこだわって話を聞いていては戦いになるばかりです。「相手の立場」に立って話を聞くのです。

それをすると、自分が負けたような気になってしまうかも知れませんが、勝ち負けにこだわっていては話合いは出来ません。

こちらが譲歩する覚悟を示すから、相手もまた譲歩を受け入れるのです。これは国際交渉でも同じです。


また、子育ての問題に関してなら、多くの場合、お母さんもお父さんも「子どもの幸せを願っている」という点では同じです。

そして人は、「相手の幸せ」を願うときには、自分の「幸せの形」を相手にも与えようとします。

「甘いもの」が好きな人は、子どもにも「甘いもの」を与えようとし、「テレビ」が好きな人は、子どもにも「テレビ」を与えようとするのです。

そうやって「幸せ」を共有しようとするのです。

そんな時、「甘いものを与えないで」「テレビを見せないで」と言うと、それは相手の価値観や幸せを否定することになってしまいます。

その結果、最初はお互いに「子どものため」を思っての話合いだったはずなのに、いつのまにか「夫婦の問題」になってしまいます。

問題がすり替わってしまうのです。そして、肝心の子どものことは忘れられます。

お互いに「子どもの幸せ」を願っているはずなのに、皮肉なことに子どもが一番の被害者になってしまうのです。それでは本末転倒ですよね。

子どものことを話し合う場合は、あくまでも「子どもの問題」として話し合う必要があるのです。

そのためには「甘いもの」や「テレビ」を悪者にするのではなく、「この年齢の子どもには必要がないもの」というように、「子どもの成長」」という視点で話し合う必要があるのです。

でもそのためには、お互いに「子どもの成長」についてキチンと学ぶ必要があります。

共通の知識があるから、共通の話合いが可能になるのです。


そうでないと「価値観」の押し付け合いになります。


それができないのならあきらめることです。

「あきらめる」というのは、「その状態を受け入れる」ということです。

皮肉なことに、それでうまく行ってしまう場合も多いのです。

「押し付け合い」(戦い)が停止するからでしょうか。

ちなみに、私は偉そうなことを書いていますが、夫婦問題では結構この「あきらめる」を使いました。

家内もまた同じだと思います。

でもそれで、対立点が減り、逆に対話が増えました。






Last updated  2014.11.27 08:06:10
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Re:「夫婦の話し合い」(11/27)   キーロ さん
昨日に引き続き興味深い内容ですね。
おっしゃるとおり、実は私も半分以上「あきらめ」ています。大事なことに気づいたけれど、夫は子どもの成長について来られていないのです。毎晩帰りが遅いし、休みも少ないので無理もないんです。ここは、あきらめるしかないんですよね。
ただ、老後を考えた時には勝ち負けや押し付け合いをしたくないのでどうにかしたいと思ってますが。これは、私が変わることから始めてみます。

なんだか楽しくなってきました。
さて、どんな変化があるかないか?!
(2014.11.27 17:18:25)


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