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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2015.04.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
本質的には、子どもは自然が大好きだし、自然の中にいると生き生きするのですが、その一方で子どもは結構保守的で、「新しいもの」を見ても急には飛びつきません。

そして、「いつもの食べ物」を食べて、「いつもの仲間」と遊び、「いつもの遊び」をしようとします。

これは子どもだけでなく大人でも同じですが「いつものやり方」が通じない状態になると、どうしていいのか分からなり、不安が生じるからです。

そのため、「いつも室内や人工的な環境で遊んでいる子」を、自然の中に連れ出しても、それだけでは子どもは遊び出しません。

「いつも一人で遊んでいる子」を、大勢の子どもの中に入れてもどうしていいのか分かりません。大人との関わり方は知っているのですが、子どもとの関わり方を知らないからです。

そのためすぐに帰りたがったり、「退屈だ」と騒いだり、お菓子やゲームを求めたり、大人にまとわりついたりします。

そのため、そのような子ども達を自然の中に還すためにはちょっとした仕掛けが必要になります。

一つは先日も書いたように、「自然の物語」が書かれた絵本や物語を日常的に読み聞かせてあげることです。

もう一つは、お散歩などの時に、身近にある「小さな自然」に気付くように語りかけてあげたり、そのようなものと関わる遊びをしてあげることです。

それが「準備」になります。

そのような準備があることで、子どもは「自然」に対する違和感を持たなくなります。

でも、それだけでは実際の自然の中で遊ぶことが出来ません。

「自然の中での遊び」を知らないからです。

昔の子ども達は日常的に自然の中や屋外で遊んでいましたから、そのような場での遊び方もいっぱい知っていたのですが、今の子どもはその伝承を引き継いでいないので、自然の中に連れ出されても遊ぶことが出来ないのです。

私は、「昔の子の遊び」をまとめた分厚い本を持っていますが、そこには本当にたくさんの「自然遊び」と「仲間遊び」が書かれています。

というか、昔の子にはそれしか「遊び」がなかったのです。

皆さんも、笹の葉で「船」を作って、小川などに流して遊ぶ「笹舟遊び」ぐらいはご存じでしょうが、そういう遊びが山のようにあったのです。

昨日は、足立区の河原で親子遊びをやったのですが、子どものために、タンポポをつなげて冠を作ってあげていたお母さんがいました。

すごく可愛かったです。
皆さんは作れますか。

最近は作り方を知らないどころか、「花摘み」を「残酷だ」とか「不潔だ」というお母さんもいて、なかなかやっかいなんですが、そういう遊びを知っているだけで、「自然遊び」が楽しくなります。

ちなみに、誰かが管理しているお花を勝手に取るのはダメですが、野の花を少し摘むぐらいなら何の問題もありません。

「残酷だ」というのなら、草刈りをしている人や、宅地造成をしている人にもそれを言って下さい。

山羊や牛が野草を食べるのも、私たちが野菜を食べるのも残酷ですか。

雑草や野菜はいいけど、お花はダメというのは差別です。

自然は、山羊や牛に食べられたり、子ども達に摘まれたりすることまで含めてその生態系を保っているのです。

魚は、他の生き物に食べられることを想定して、大量に卵を産むのです。それを「かわいそう」といって、全ての卵を保護したら大変なことになります。

また、それを食べて生きている生き物たちが「かわいそうなこと」になります。

人間の「かわいそう」は、人間の「エゴ」なんです。

ただし、機械で大量に破壊されたり、捕獲されたりすることは自然にとって想定外です。そのため、対処がこんなんになります。

また、自然界には雑菌がたくさんいますが、花摘みをして病気になった子の話など聞いたことがありません。

もし、それほど強い菌が自然界にいっぱいいるのなら、それら食べて生きている生物は死滅しています。

sizen





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Last updated  2015.04.20 06:45:47
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