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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2017.03.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
人は誰でも、「自分の心」の中から外に出ることは出来ません。「他の人の心」を体験してみることも出来ません。

ですから、「自分の心」のことしか分かりません。

そして実は、「自分の心」のことしか分からない人は、「自分の心」のこともよく分からないのです。

それはどういうことかというと、「水から出たことがない魚は、自分が水の中にいることを知らない」ということです。

子どもは常に親に守られて生きています。
でも、そのことを知りません。
親から離れた時に、そのことを知るのです。

よく、「失ってみて初めてその大切さが分かる」といいますが、失うまではその存在に気付かないことが多いのです。
私たちは重力の中で暮らしていますが、どれだけの人が「重力」に気付いているでしょうか。

「心」もまた同じなんです。

それでも私は仕事柄多くの人の「心」と接する機会が多いのと、若い頃から宗教書、芸術書、心理学関係の本なども多く読んできたので、多少は他の人よりも「心」については詳しいです。

とくに、「気質のワーク」を通しての、「多くの人の心との出会い」が、「心」というものに対する理解を深めてくれました。

それでも、私が語ることが出来るのは、基本的には「自分自身の心を基準とした心について」だけです。

では、私にとって「私の心」はどんなものかというと、とにかく自由です。

過去にも未来にも、地中にも、宇宙の果てにも、物語の中にも行くことが出来ます。

人の心を感じることも、美しいものを見たり、美しい音楽に触れて幸せになったりもします。

木を見て、木の中に入ることも、富士山を見て富士山の頂上に立つことも出来ます。

病気などでからだが動かない時でも、心は自由に動きます。そして、色々な出会いと発見を与えてくれます。

「心の世界」は一つの「宇宙」なんです。

そして面白いことには、その「宇宙」には「自分の知らないこと」もいっぱいあって、「自分が知っている自分」よりもズーッと賢かったりするのです。

私のブログは結構理屈っぽいですが、それでも、私は「どこかで学んだこと」や、「頭で考えたこと」を書いているのではなく、「心に感じたこと」を基にして、頭で整理して書いています。

「心の引き出し」から出したものを、頭で整理して並べているのです。
(心のネタがない時には頭で考えたことを書いてしまいますが、でも、それをやるとなんとなく気分が悪いです。)

そして、そういう作業をしていると、時々、自分でも知らないことが出てくるのです。

ですから、自分で自分の文章を読んで「へーそんなんだ」と感じることも多いのです。
自分の文章で自分も勉強しているのです。

それと、自分に関して分からないことがあると、私は自分の心に問いかけるようにしています。

「頭」で考えるのではなく「心」に問いかけるのです。すると、「心」の中にいる「頭よりも高い知性を持った存在」が、答えを教えてくれるのです。

その「高い知性を持った存在」のことを仏教では「仏性」と言っています。
キリスト教的にいえば、「私の中の神様とのつながり」という言い方が出来るかも知れません。

そして、この「不思議で素晴らしい存在」は誰の心の中にも存在しているのです。

悩んでばかりいる人は、「頭」でばかり考えていて、自分の「心」に問いかけていない人なんです。

人は楽しいことは心で判断しているのですが、苦しいことは、「頭」で判断しようとする傾向があるのです。だから、自分で自分を追い詰めてしまうのです。

ただし、この「心の中の存在」は、すぐには答えをくれません。

なんども、なんども問いかけて、やっと忘れた頃に答えが返って来るのです。

でも、その答えは、頭で考えた答えよりも、ズーッと自分に役に立つ答えです。

私は文章を書くことで、その「存在」と出会うことが多いのですが、これは文章だけでなく、絵でも踊りでも、全ての表現行為において共通して起きている現象だろうと思います。

それらは「頭」で考えてもどうしようも出来ない世界です。だから、自分の「心」に問いかけるしかないのです。

だから、積極的に自分を表現しようとする人は成長することもできるのだと思います。

それに対して、お勉強にばかり熱心で、自分を表現しようとしない人や自分の心に問いかけない人は成長しません。

これは、大勢の人を見てきて感じた私の実感でもあります。





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Last updated  2017.03.26 20:54:06
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