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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2018.06.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
大人達は子どもたちに「仲良く遊びなさい」と言います。

ケンカをしていれば「なんでケンカなんかするの」と叱ります。

アリや虫をいじめて遊んでいると「可哀想だからやめなさい」と言います。

おもちゃを片付けなければ「片付けなさい」と叱り、言うことを聞かなければ「言うことを聞きなさい」と叱り、勉強しなければ「勉強しなさい」と叱り、ゆっくり自分の世界に浸っていると「早くしなさい」と叱ります。

時には、「言うことを聞かない」ということで、子どもを押し入れに閉じ込めたり、外に出したり、叩いたり、にらみつけたり、怒鳴ったり、食事を与えなかったり、お小遣いをあげなかったりします。

大人が子どもを褒めるのは、子どもが「大人が喜ぶこと」をしたときだけです。
そして、大人に対して忖度して行動する子を大人は「良い子」だと思います。

大人は子どもに対して絶対的な権力者です。でも、大人にはその自覚がありません。

ここに書いたようなことを冷静に考え直してみたら、大人はかなりひどいことを子どもにしているのですが、この「ひどいこと」を正当化しているのが「あんたのためなんだから」という「魔法の言葉」(悪魔の言葉)です。

時には「あんたのためなんだから」という理由によって、親に殺されてしまう子さえいます。

この「あんたのためなんだから」という言葉は代々受け継がれます。

この言葉を言われ続けて親になった人は、我が子にも「あんたのためなんだから」と言うようになるのです。

でも、それって本当に「子どものため」になっているのでしょうか。

子どもから「自分らしさ」を奪っているだけなんじゃないでしょうか。

「自分らしさ」を奪われた子は、よい成績を取ることや、お母さんや大人の言うことに従って「良い子」になることによってしか、自分の価値を得ることが出来なくなります。

他の人からの評価によってしか自分の価値を感じることが出来なくなるのです。

そのような子ども時代を経て親になった人は「良いお母さん」を目指します。

ただ「自分らしい子育て」をすれば、子どもはちゃんと育つのに、「周囲の人から褒められるような子育て」をしようとするのです。

だから子どもにも、「周囲の人から褒められるような行動」を求めるのです。


でも子どもは、必死になって「自分らしさ」を生きようとします。

お母さんのことは大好きですが、お母さんの価値観に従って行動することは出来ないのです。それが子どもの本能だからです。

その言うことを聞かない子に、言うことを聞かせるために使う言葉が、「あんたのためなんだから」という言葉です。

でもその言葉を使っている限り、お母さんは「自分らしさを大切にした生き方」が出来ません。

「自分らしい生き方」が出来ません。

そのことに気付くためには、自分自身が子どもの頃に感じたこと、子どもの頃に親や大人に言いたかったことを想い出してみて下さい。

忘れてしまっているなら、目の前のお子さんの顔をよく見て下さい。

お子さんの顔に書いてありますから。





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Last updated  2018.06.24 08:48:47
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Re:   mikage_yu さん
森の声さんの仲間づくりに惹かれて、楽しく学習できるように小さい学習塾を始めました。
気心の知れた仲間と楽しくやっていたのですが、ここへきて行き詰っています。
現在中2。
全く課題をしなくなりました。
教科よりも、家庭学習のやり方やスケジューリングなど、自立学習に重きを置いている教室なので、学習内容の提出は必須です。
しかし、我が子一人だけ課題をやらない。
教室のルールを守れないので、「もう来なくていい」と親子ゲンカを繰り返してしまいます。

「ママの言う通りにすれば勉強ができるようになる」ということは言っていて、内容が役に立つのはわかっています。
でも、恐らく、カリキュラム通りにするということが、親子だけに嫌なのかなとも思えます。
「だから悔しい」とも言うので。

家庭だけでやるのが難しいことを、教室の課題としてみんなで一緒に、身につけていけたらと思っていましたが、我が子には強制だったのかなと葛藤しています。
授業の内容も、「この授業は絶対に役に立つから受けて欲しい」と思ってしまって、参加できない子どもに腹が立ってしまいます。
腹が立っている時点で、私が間違っているんだと考えるものの、感情的なので考えもまとまりません。
以前は「あんたのために塾作ったんやで」というと「ママ、すごいな!」と、自分の愛されっぷりを喜んでいたのですが、返って重いのかも?

アカンな~と思いつつ、「あんたのためやのに、何やっとんねん!!!!」と、ここで叫ばせてください。 (2018.06.26 09:38:00)

Re[1]:(06/24)   森の声 さん
mikage_yuさんへ

>以前は「あんたのために塾作ったんやで」というと「ママ、すごいな!」と、自分の愛されっぷりを喜んでいたのですが、返って重いのかも?

>アカンな~と思いつつ、「あんたのためやのに、何やっとんねん!!!!」と、ここで叫ばせてください。

多血質の子はこれでOKなんだろうと思いますが、多分、お子さんの気質は多血質ではないのではないかと思います。 (2018.06.26 13:15:35)

Re[2]:(06/24)   mikage_yu さん
森の声さんへ

そうなんです。
かなりの憂鬱質だと思います。
私が胆汁強めなので、幼児の頃は本当にしんどいことが多く、10年ほど毎日しがみついてブログを拝見していました。
小さい頃はときどき、「ゆめか」というHNでコメントもさせていただいていました。
(IDが無いとコメントできなくなっていたので、HNが変わっています)

まさか気質の方からのアプローチだとは思っていなくて、正直驚いています。
思うように外に出ない子、ママべったりで全く離れられない子、もうその時代は卒業したし、そういう子だと受け入れられるようになったと思っていたのですが、何だか切なくなってきました。 (2018.06.26 14:50:55)

Re[3]:(06/24)   森の声 さん
mikage_yuさんへ

気質は「感覚的な特性」ですから、仕付けや強制では変わりません。

それと、憂鬱質の子に対しては子どもを信じて待ってあげるのが最上の方法です。

一番、親の想い通りにならない気質ですから。

胆汁質は頑固ですが、競争心も強いので、それを使えるのですが、憂鬱質の子は競争を嫌がります。 (2018.06.26 17:06:00)

Re[4]:(06/24)   mikage_yu さん
森の声さんへ

私は何がつらいんだろうと考えていました。
単純に、我が子が大好きで、何でも一緒に取り組んでみたかっただけなんですね。
でも本来無精者なので、周りのお友達を巻き込んで、ワイワイやってたら張り切ってできるかなと、いろんな活動を始めてみました。
うちの子が課題をしなくなった理由は、本人もよくわかっていないかも知れません。
何となくそんな気がします。

だから子供が教室に参加しなくなって、とても寂しいです。
一緒にもっとあんなことも、こんなことも取り組んだり、伝えたかったなと思って、悲しい反面、イライラして腹も立ってしまっています。
でも、「一番思い通りにならない気質」なら、何だか肩の力も抜けて笑っちゃいました。

今はまだ私も心の整理がつかないので、お互い教室のことは忘れたフリをしています。
私も疲れているし、何だかよくない流れがただよっているので、しばらくは細かく考えないで、ジャガイモとタマネギが散乱した玄関回りや、家の中を整えて居心地よくしていこうと思います。 (2018.06.28 09:18:21)


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