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森の声

2019.03.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨今、AIと呼ばれる人工知能はものすごい勢いで進歩しています。
オセロでも、将棋でも、もう人はAIに勝てません。

さらに、AIは一昔前のコンピューターでは不可能だった「創造の世界」にまで能力を広げ始めました。まだ、作品の出来は悪いですが、それでも絵を描いたり、音楽を作ったり、小説を書いたり、映画を作ったりすることまで出来るようになってきています。

以前は、「創造的なことは人間だけにしか出来ないこと」と考えられていましたが、AIに「絵とはどういうものか」「音楽とはどういうものか」ということを学習させることで、絵を描いたり、音楽を作ったりすることも出来るようになったのです。

また、子孫を残せないという問題も、しばらくすれば乗り越えてしまうでしょう。AIがAIを作るような時代が来るでしょう。論理的にはそれは不可能なことではありません。

今では、東大を主席で出た人よりもAIの方が圧倒的に賢いのは事実です。そんな時代に、AIと張り合うように「脳の機能を育てるだけの教育」をしても意味がないのです。

でも、そんな無敵な能力を獲得しつつあるAIにもどうも限界があるようです。先日、数学者の人がその「AIの限界」を証明したという記事を読みました。

どういう限界かというと、数学的な論理だけで動いているAIには、「数学の限界」が「AIの能力の限界」になってしまうということのようです。

もう少し具体的にいうと「答えのない問題は解けない」ということです。

量子力学的な世界には一義的な答えはありませんが、もう少しマクロな物理的な世界には100%答えがあります。

水は自由に流れているように見えますが、それはそのように見えるだけで、実際には、水は正解を選びながら流れています。

だからコントロールすることも流れを予測することも出来るのです。

天気の予報が出来るのも、雲や空気や熱の動きが正解に従っているからです。だからコンピュータで計算することが出来るのです。

でも、そんなAIでも「人の行動」を予測することは出来ません。統計的な予測は出来ますが、個別の人に対して数学的な予測は出来ません。

なぜなら、人の行動は数学的でも、論理的でもないからです。
人は正解でないことでも普通にやってしまう存在なので、数学ではその行動を予測できないのです。

人にとって大事なのは「数学的な正解」ではなく「自分にとっての正解」なんです。
でもだから、人間はAIにも解けないような「答えのない問題」でも解くことが出来るのです。

「人はなぜ生まれてくるのか」「自分はどう生きたらいいのか」という問いには数学的な答えは存在していません。

ですから、AIにもこの答えを出すことは出来ません。

でも人間は、自分との対話を通して、自分なりの答えを見つけてしまうのです。だから、その答えは人それぞれです。

また同じ理由で、AIには「どうして自分は生まれてきたんだろう」というような「答えのない問い」を立てることも出来ません。

昨今、中高年の引きこもりが急増しているようですが、このような心の問題にもAIは答えることが出来ません。

心の問題にも正解(一義的な答え)がないからです。

引きこもってしまう人は対人関係が苦手な人が多いようですが、対人関係の問題に対してもAIは答えを出すことが出来ません。

東大を出たような人は、学歴がない人よりも「AI的な能力」、つまり「正解を導き出す能力」は高いと思います。

でも、だからといって人生で苦悩する人が少ないかというと、そんなことはありませんよね。犯罪を犯すのも、心を病むのも、人間関係作りの能力も、IQや学歴とは全く無関係だからです。

人が幸せに生きるために必要なのはAI的な能力ではないのです。

脳の能力を育てるだけでは、幸せに生きる能力も育たないし、どんなに子ども時代を犠牲にして脳の能力を鍛えても、絶対にAIには敵わないのです。

そこで必要になるのが「ハラハラ・ドキドキ・ワクワクを感じる心」を育て、「人とつながる喜び」を十分に味わわせ、「頭と、心と、からだを使って活動する喜び」を体験させ、「なんで? どうして?」という「不思議を感じる感性」を育て、「工夫し、考える喜び」を体験させることなんです。

そのようなことを通して、感覚と心の働きを活性化させるのです。

その「感覚と心の働き」が脳の働きを活性化させ、その人にとって最良の答えに導いてくれるのです。






Last updated  2019.03.30 07:51:12
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