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Naoko@ Re[6]:「人は、自分が大嫌いな人と似ているのです」(09/16) 森の声さんへ 先生、回答をありがとうござ…

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森の声

2019.06.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日は、

こんなにも価値観や生き方が違う人たちが一緒に子育て出来るわけがないのです。
でも、どっちのタイプの人たちにも支え合うことが出来る仲間は必要です。
そうでないと、子育ての方法には関係なく、子育てが苦しくなってしまうからです。
子どもも苦しくなります。
じゃあどうしたらいいのかということです。


ということを書きました。

本当に、現代人の価値観はバラバラです。
昔は、家庭も、地域も、社会も、「人と人のつながり」によって支えられていたので、人と人との間には、ある程度の価値観の共通性が存在していたのですが、人々の意識や生活が個人化するにつれてますますバラバラになってきてしまったのです。

家族の中でさえみんなバラバラの価値観を持っているのに、見も知らない他人とそう簡単に価値観が合うはずがないのです

そして、価値観がバラバラな者同士では「子育て」を助け合うことが出来ません。「子どもを育てる」と言うことの中には「価値観を伝える」ということも含まれているからです。

でも、近くの人とは価値観が合わなくても、自分と同じ価値観を持った人は必ずどこかにいるものです。だから、そういう人を探し出して、自分の価値観に合わせた仲間作りをすればいいのです。

そして昔は自分と同じ生活圏の人としか出会えませんでしたが、ネット環境が整備されている現代社会では遠くの人とも簡単に出会えます。

同じ町内でなくても、ちょっと車や自転車で行くことが出来る範囲内なら、現代社会では「ご近所」です。

公民館などの企画で自分の価値観にあった講座に参加すれば、そこにいるのは最低限の価値観の共通性を持った人たちだけです。

私は、もう20年ぐらい「横浜自然育児の会」という会と関わっていますが、そういう会に参加すれば自分と同じ価値観の人と会うことが出来ます。

そういう仲間と助け合って子育てをすると、少なくとも精神的にはすごく楽になると想います。「孤独」に追い詰められることもなくなるでしょう。

近くにそういう会や、講座がなければ、自分で企画して、地域の電子掲示板のようなところにアップすればいいのです。公民館に持ち込むことも出来ます。

ただここで問題になるのが、そのような活動の前提となる「自分の価値観」が分からない人や、「趣味」や「興味」を持っていない人が非常に多いということです。

講座でお母さん達に聞くと、「昔はこういうものに興味がありましたけど・・・」とか「そういえば、昔はこういうものが好きだったです」と言う人は多いですが、多くの人が「忘れていました」とか「今は忙しくてそんなことやっている余裕がありません」などと言うのです。

でも、実際には家事や育児をしながらも「自分がやりたいこと」をやっている人もいっぱいいます。

それに現代社会には、子育てを楽にしてくれる簡単な機械や、道具や、インフラがいっぱいあります。

昔のお母さんは朝暗いうちから起きて家事をしながら4人、5人、下手をすると10人近くの子どもを育てていたのですよ。
だから、「便利なもの」に囲まれている現代人が、時間に余裕を作ることが出来ないはずがないのです。

ではどうして、それが出来ないのかというと、自分で自分を束縛してしまっているからです。

日本人には「お母さんは、子どもが生まれたら子どもや家族のことを一番に考えるべきで、自分のことをやってはいけない」という変な道徳意識というか、強迫観念があります。

そのため「自分のこと」をやることに罪悪感を感じてしまう人も多いのです。自分を犠牲にして家事や子育てに専念していないと後ろめたさを感じてしまうのです。


また世間も、舅や姑も、それをお母さんに要求します。

また、子どもの頃から自由な時間と体験が乏しい生活の中で、比較され競争に追い立てられて育ったため、やりたいことや趣味を持っていない人も多いです。

自分が何を大切に生きているのかも分からない人も多いです。

そのため、簡単に頭の中が「家事」と「子育て」のことだけに占拠されてしまうのです。
だから便利な機械で余裕が生まれても、その時間に子育てや家事を詰め込んでしまうのです。

だから、追い詰められてしまって苦しくなってしまうのです。

自分のことも分からないわけですから、子どもと向き合っていても、何を伝えたらいいのか、どう育てたらいいのかも分かりません。

その結果、心や、からだや、生活といったものから余裕が失われてしまいます。

子育てをしていようといまいとにかかわらず、自分自身の価値観や、自分の趣味や興味を持つことは、人が人として生きていく上において非常に大切なことなんです。

それがないと子どもに「人間として大切なこと」を伝えようがないからです。


でも、日本人には「労働力としての自分」とか、「お父さんやお母さんという役割を演じる自分」という意識しか持っていない人が多いのです。

だから子どもとの関わり方も分からないのです。

もう一度、子どもの頃のこと、若い頃のことを想い出してみて下さい。
自分がやりたかったこと、なりたかったことを想いだしてみて下さい。

そして、「自分」を取り戻して下さい。

それが出来ないと「仲間作り」も、「楽しい子育て」も出来ないのですから。


スポーツであろうと、芸術であろうと、仕事であろうと、研究であろうと、他のどんな分野であろうと、「自分」を大切にしていない人には大した仕事は出来ないのです。

まずは「自分の人生」を自分のものとしてしっかり生きる。
子育ても仕事もそこからなんです。






Last updated  2019.06.03 09:43:24
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