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フッカツするちから… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

2019.06.15
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算数が大好きな先生の算数の授業は面白いです。だから、子どもたちも算数が好きになります。

同じ理由で、音楽が大好きな先生の音楽の授業を受けている子は音楽が好きになります。歴史が好きな先生の授業を受けている子は、歴史が好きになります。

テレビの歴史番組に出てくる「歴史大好き先生」の話は面白いです。話を聞いていると引き込まれていきます。でも、知識だけを教えようとして来る学校の先生の授業は退屈でした。

皆さんもそういう体験ありませんか。

でも、学校にはそういう「魅力的な授業」をしてくれる先生はあまりいません。

それでも私が子どもの頃は、独特な授業のやり方をする名物先生も時々いましたが、今ではそういう先生は少ないと思います。なぜなら、みんな忙しすぎてそんな余裕がないからです。

それに、昔は「教師」という仕事は「聖職」と呼ばれていましたが、今では先生自身がこのように呼ばれることを嫌います。そして「私たちは普通のサラリーマンです」と言います。

そして、「職業としての授業」や「義務としての授業」をする先生が圧倒的多数になってきました。それは会社での仕事と一緒です。(もちろん、そうでない先生もいることは知っていますけど)

学校も先生にそれしか求めていません。
そうなると当然「楽しさ」は切り捨てられます。そして勉強が嫌いな子どもが増えていきます。

子どもには、「義務だから勉強する」という発想はないからです。

以前、学級崩壊をしているクラスを見に行ったことがありますが、子どもたちが遊び回っている中で、先生だけが一人でまじめに授業をしていました。

ものすごく、異様な状態でした。子どもたちは先生と無関係に遊び、先生は子どもたちと無関係に授業をしているのです。しかも、その授業は全く退屈なものでした。

「こんな授業だったら間違いなく私は寝ちゃうな」というレベルの授業です。
先生に悪気はないのでしょうが、先生自身が「自分が教えていること」を楽しんでいないのは明らかでした。

今時の子は、楽しければ話を聞きますが、楽しくなければ話を聞きません。それは、テレビやユーチューブの動画を見る感覚と同じです。ですから、「授業の質」が「学級の状態」にそのまま表れます。

昔は面白い授業をする先生も時々はいましたが、それでも、大部分の先生は「義務としての授業」しかしない先生達でした。退屈な授業しかしない先生もいました。

そのため授業中に密かに自主活動をしている子もいました。教科書を立てて居眠りしている子や、早弁をしている子もいました。それでも学級崩壊は起きませんでした。

それは、昔の子は今の子よりも「集団のルールを守る」という意識が強かったからだと思います。その意識は家族のつながりや群れ遊びの中で育ちました。

また、昔の子どもたちは今の子どもたちに比べて、もっと大人を尊敬したり、恐れたりしていました。大人に対するあこがれもありました。

だから1クラス50人以上の生徒がいて(私が子どもの頃は全クラス50人以上でした)、先生が退屈な授業をしていても、学級崩壊など起きなかったのだと思います。

でも、現代の子どもには「集団のルールを守る」という意識自体があまりありません。

また、大人を尊敬したり恐れたりするどころか、馬鹿にしている子どももいっぱいいます。
大人にあこがれを感じる子も減ってきました。私の印象では、親子の信頼関係が上手く作れていない子ほどそのような傾向が強いような気がします。

大人本人はそんなこと思ってもいないかも知れませんが、子どもにとってはお母さんやお父さんは「大人の代表」だからです。

また、テレビやユーチューブばかりを見て、本を読まなくなってきたことも大きく関係していると思います。

「先生をバカにする子が増えたのは、先生が体罰をしなくなったからだ」と言う人がいますが、それは全くの間違いです。

先生が生徒に信頼されなくなったから、先生と生徒の間の信頼関係が失われてきてしまったから生徒は先生を尊敬しなくなったのです。

先生が、単なる「授業というお仕事をするだけのサラリーマン」になってしまったから、子どもは先生を尊敬しなくなったのです。


これは子どもでも大人でも同じですが、自分のことを信頼し、守ろうとしてくれる人を、人は信頼するのです。指示や命令を出し、管理するだけの人を尊敬するわけがないのです。

親子の間でも同じです。


また、最近の子どもたちが出会う大人は、疲れた顔をして忙しい忙しいと言いながら子どもを追い立てるお母さんと、家の中ではダラダラしているお父さんと、バカなことをやったり、偉そうなことばかり言っているテレビの中の大人と、ニュースで流れる犯罪者を犯した大人と、子どもを管理しようとする幼稚園や学校の先生ぐらいです。

そのような大人しか知らない子どもたちに、大人を尊敬しろと言っても無理です。

そして当然のことながら、大人にあこがれを感じない子は、自分の未来に夢や希望を持つことが困難になります。

「大人=自分の未来」なんですから。

子どもたちに、もっと楽しそうに生きている姿を見せてみませんか。子どもを追い立てるのではなく、子どもと一緒に走り、笑い、遊んでいませんか。

そうすれば、子どもは自分の未来に対しても希望を持つことが出来るようになります。

そうすれば、大人が追い立てなくても、子どもは自分の意思で成長し始めるのです。






Last updated  2019.06.15 09:19:58
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