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森の声

2019.07.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「人の心は物語で出来ている」と書きましたが、その「人それぞれの物語」には「タイトル」があります。

「私はダメな人間なんだ」というタイトルの物語を生きている人は、自分の身に起きること全てを、「自分はダメな人間なんだ」という物語を紡ぐ材料に使います。

「私は幸せな人間なんだ」というタイトルの物語を生きている人は、人から注意されても、「ありがたい、これでまた成長できる」と考えたりします。

雨が降ったら「雨の日も素敵」と考え、晴れていたら「晴れて素敵」と考えます。
身の回りで起きること全てを「自分が幸せな証拠」として考えるのです。

でも、「私は不幸な人間なんだ」というタイトルの物語を生きている人は、同じことを体験しても、その全てを自分の不幸を証明するものとして使います。

晴れているのにそれを喜ばす、「こんなに晴れていたら紫外線でお肌が焼けてしまう」と被害を受けることばかりを考えるのです。

そのようにしてみんな、自分の身に起きた出来事を「自分のテーマ」に沿って解釈しながら、「自分の人生」という物語を紡いでいるのです。

その人のテーマが「解釈の仕方」を決めているのです。

人は何かを見たり聞いたりしたときには、必ず「解釈」ということをします。

一人の男の子が泣いていて、側に棒を持った子が立っていたら、「きっとあの子がぶったに違いない」と解釈します。

ぶった現場を見ていないのに、そう思い込んでしまうのです。そして、その棒を持った子を問い詰め、非難、否定します。

「そうじゃない」と言っても信じません。

でももしかしたら、その子は、泣いている子が他の子にいじめられているのを見て、棒を持ってきて守ろうとしたのかも知れません。

犬か何かに襲われていたので助けたのかも知れません。

棒を使っておかしなことをして、泣いている子を笑わせようとしたのかも知れません。

自分が持っている棒を他の子に取られて泣いていたので、新しい棒を持ってきてくれたのかも知れません。

実際には、そういう様々な可能性があるのにもかかわらず、人は自分の物語に合わせた解釈をしてしまうのです。

犬に噛まれた体験のある子は、犬を見るたびに「また噛まれる」と想像してしまいます。そうとしか思えなくなってしまうのです。

幼い頃に親や他の人から優しくされて育った子は、なんの証拠がなくても人を信じますが、その逆の子は、いっぱい証拠があっても信じません。

ですから、その人が生きている世界は、その人の心の中の物語が創っているのです。

それはVRの世界と同じです。

実は、人がVRで体験することと同じことを、いつも脳がやっているのです。

脳は、客観的な現実を見ることだ出来ません。人間の五感も、客観的な現実を感じ取ることが出来ません。

目は、瞳から入ってきた光を網膜に映し出し、それを電気信号に変えて脳に送っています。脳はその電気信号を使って、脳の中に仮想空間を作ります。

私たちが見ている世界は、その脳の中で創られた仮想空間に過ぎないのです。目の前にある現実をそのまま見ているわけではないのです。

これは五感の全てにおいて同じです。

私たちは「脳が創り出した世界」を見て、聞いて、感じて生きているのです。

そして、「心の中の物語」が、その「見えるもの」、「聞こえるもの」、「感じるもの」全てをその人が生きているテーマに合わせて変換してしまうのです。

私たちが見たり、聞いたり、感じたりしている世界は、脳内の電気情報が創り出しているものなので、ちょっと他から別の電気信号を送ることで自由に加工が出来てしまうのです。

でも、そのことを知らない人は、「自分は現実を見ている」と思い込んでしまいます。「自分の解釈だけが正しい」と思い込んでしまいます。

また、「自分に見えているもの」が、その人には見えていないかも知れないなどとは考えません。だから一生懸命に「自分の物語」を使って、相手を説得しようとするのですが、「相手の物語」と「自分の物語」が大きく異なっていたら、どんなに一生懸命に説明しても、誤解が大きくなるばかりです。

そして、その「心のテーマ」の大まかな方向性が創られるのが幼児期や子ども時代の体験なんです。






Last updated  2019.07.02 08:26:52
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