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最初にちょっと連絡です。
茅ヶ崎での気質の勉強会にお問い合わせ下さったAさん。不思議なアドレスのためメールの返信が出来ません。 ということで、茅ヶ崎での勉強会の案内をこの最後に載せておきました。 ******************** 胆汁質の人は目標を決めてから行動することが多いです。 そのため、スポーツのような「目標が立てやすい活動」を好みます。政治家も胆汁質の人が多いです。 表現活動のような「結果が曖昧になるような活動」は楽しめません。 ただし、表現活動などでもコンクールがあるような活動では燃えます。目標に向かって頑張るのが好きなのでリーダーになったりもします。 頑張れば結果を積み重ねることも出来るので、他の人の評価も得やすいです。 「成長」より「上達」の方が好きです。というか、「成長」と「上達」の違いがよく分かっていません。 また、絵本などでも結果がはっきりとしている絵本が好きです。結果が曖昧な絵本や、感性に訴えるような絵本は苦手です。 過程を楽しむとか、味わうという感性が乏しいので、そういう絵本を読んでも何が楽しいのか分からないのです。 胆汁質にとって重要なのは、過程ではなく結果なんです。 また胆汁質の人は、常に「自分は正しい」と思い込んで、それを疑いません。そのため、人の意見を受け入れません。 自分の意見と同じ意見の人はすぐに「仲間」として受け入れますが、自分の意見を否定する人は「敵」として戦いを挑みます。さらに困ったことに、自分の考えや目標を平気で他の人にも押しつけたりもします。 その時、もともとあまり自分の考えがない多血質の人は、素直にそれを受け入れます。 粘液質の人は自分の感性に従って判断します。表だって抵抗はしませんが言いなりにもなりません。無言でマイペースで行動するのです。 ですから、胆汁質の人は粘液質の人が苦手です。粘液質の人は胆汁質の人を「面倒くさい人だな」程度にしか感じていません。 一番強く胆汁質の影響を受けるのが憂鬱質です。 なぜなら、一見正反対に見える胆汁質と憂鬱質ですが、本質的なところでは似ているからです。写真で言うところのネガとポジのような関係なんです。 まず、両者とも頑固で柔軟性がありません。からだも固いです。(頭の固さと、からだの固さはリンクしています。) そのため、両者とも自分の意見と異なる意見の人の話を聞こうとはしません。 ただし、胆汁質の人は自分と異なる意見の人がいれば戦いを挑みますが、憂鬱質の人は心を閉ざして寡黙になります。 そして、両者とも「自分の世界」を守ろうとするのです。 ただ、胆汁質と憂鬱質とでは「守りたいもの」が正反対なので、反応が逆になるのです。 胆汁質の人が守りたいのは「行動の自由」です。それは、英語圏の人たちが考えている「自由」でもあります。 行動の自由がないことには目標が達成できないからです。 それに対して憂鬱質の人が守りたいのは「心の自由」です。「自分らしさ」を守りたいのです。 それは、日本語本来の「自由」という言葉の意味に近いものです。 でも、結果が全ての胆汁質から見たら、何の結果も生み出さない「自分らしさ」には全く意味がありません。 そのため、「そんなことに囚われていないで行動しろ」と追い立ててきます。 「自分らしさは行動で創り出せ」、「あなたの行動が、あなたの、あなたらしさを創っていくんだ」ということです。 それもそれで事実です。 でも、憂鬱質の人は、どうしても、「行動」よりも、「行動の背景にある心」の方に意識が向いてしまうのです。 ですから、他の人の行動を見ても、胆汁質の人は「何をしたのか」しか見ませんが、憂鬱質の人は「どういう気持ちでやったのか」ということの方を見てしまうのです。 子どもが親の言うことを素直に聞けば、胆汁質の人は素直に褒めます。でも、憂鬱質の人は「子どもの気持ちを否定していないか」「自分の心を大切にする感性を潰してしまったのではないか」などと考えます。 だから身動きが取れなくなってしまうのです。 また、お母さんが子どもを褒めてもそこに下心があれば、憂鬱質の子はすぐに気付きます。 「褒める」という形での価値観の押しつけに違和感を感じるのです。 一方、裏を読まない胆汁質の子はすぐに乗せられ喜びます。そしてさらに頑張るかも知れません。 多血質の子も喜びますが、喜ぶだけで行動にはつながりません。 粘液質の子は褒めてもあまり喜びもしません。 嬉しくないことはないのですが、でも、自分がやりたいからやっているだけのことなので、人の評価は関係がないのです。 ただし、私がブログで書いていることは、話を分かりやすくするため、それぞれの気質の特徴を強調し、パターン化しています。 実際にはもっと多様性があります。 *************** 気質の勉強会は茅ヶ崎で月一でやっています。 9月は7日(土)です。 <会場> JR茅ヶ崎駅の改札(一つしかありません)を出て、右側に行き、階段を降りず にそのまま外に出て、左に曲がる道をそのまま行き、突き当たったビルです。 壁に「市民ギャラリー」と書いてあるビルの5Fの創作室Aです。 部屋は「ポランの広場」という名称で取ってあります。 <参加費> 2000円 当日お支払い頂きます。 子育ての勉強会は今年はお休みしています。 あと、「からだの会」というのも月一でやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.20 08:47:07
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