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明日(22日)の横浜(Umiの家)での気質の勉強会への参加者募集です。
午前午後と通しです。「専門家向け」と書いてありますが、専門家でなくても大丈夫です。 ご興味にある方は是非。 詳細は https://coubic.com/uminoie/140679?fbclid=IwAR3m4SkY7s_ANYqGmBINRM6PvSdICzDN0ffxXMGFgdh6eqSp5z1PlDQ6z6I でご覧になって下さい。 ************* 気質には多血(たけつ)質、胆汁(たんじゅう)質、憂鬱(ゆううつ)質、粘液(ねんえき)質の四つがあるとされていますが、私は、胆汁質と憂鬱質の二つが、動物にとってはより根源的な気質なのではないかと思っています。 なぜなら、自然界ではこの二つの気質が自分の命を守ってくれるからです。 胆汁質は、戦って獲物を得たり、困難を乗り越える時に必要な気質です。 生きようとする「意思の力」とも関係しています。 それに対して、憂鬱質の方は危険から身を守る時に必要な気質です。 相手が自分よりも弱ければ戦ってやっつければいいのですが、自分よりも強い時には逃げるしかありません。 そして、自然界には絶対強者などいないのですから、どんな生き物でも、この二つの気質は必要になるのです。 ちなみに「弱肉強食」という言葉がありますが、あれはウソです。 それは、オオカミやライオンのような「強い生き物」と、ウサギやネズミのような「弱い生き物」の個体数を比べてみればすぐに分かることです。 人間がオオカミやライオンを殺さなくても同じ状態だったはずです。 弱い生き物の方が圧倒的に多数だったからこそ、強い生き物は食べ物を得ることが出来たのですから。 自然界はジャンケンの世界と同じで、絶対強者はいないのです。 数学的論理で考えれば、 AはBよりも強い。 BはCよりも強い。 じゃあ、AとCはどちらが強いでしょうか という問題の正解は、「Aの方が強い」になるのですが、自然界では「Cの方がAより強い」ということが普通に起こるのです。 ですから、強い動物であろうと、弱い動物であろうと、自分の命を守るためには、この二つの気質が同時に必要になるのです。 ただ、強い動物の方が弱い動物よりも胆汁質に優れ、弱い動物の方が強い動物よりも憂鬱質に優れているということはあります。 男性と女性を比べたら、筋力的には男性の方が強いです。そのため。(例外もありますが)女性よりも男性の方が胆汁質が強いです。実際、一般的には男性と女性が力ずくで戦えば男性の方が勝ちます。 そのため、男性が一方的に女性を支配しようとする時には暴力や威圧が使われます。それしか方法を知らないからです。 (女性はもっと多様な「相手を支配する方法」を知っています。その方法を使って子どもや男性を支配しようとしている女性は多いです。) すると女性は憂鬱的な気質を強くして身を守ろうとします。 よく、虐待やDVなどのニュースに接すると、「逃げればいいのに」と思うのですが、一度「憂鬱モード」に入ってしまうと、心とからだが固まってしまうので、動けなくなってしまうのです。 「逃げればいいのに」というのは憂鬱モードに入っていない人の発想です。 でも、そんな男性でも「絶対的に自分の手に負えない相手や状況」と向き合わなければならない時には、憂鬱質が強くなります。 そして、保身を考えます。 心を病んだり、自殺を考える人もいます。 自分よりも弱い相手を支配したり、暴力を振るったりして、自尊心を守ろうとすることも多いです。 (ただし、全部の男性がそうなるわけではありません。そこで幼児期の体験が大きな意味を持ってくるのです。) 妊娠・出産・子育て中の女性は男性よりももっと日常的に憂鬱質的な状態になりやすいです。 妊娠・出産・子育て中の女性は、身を守る能力が低下します。「子ども」という「守るべきもの」を守らなければなりません。 そのため、女性は、そのような状態の時には憂鬱質が強くなりやすいのです。 でも、女性のみんなが憂鬱質になるわけではありません。 「自分と同じような状態の仲間」や「自分を支えてくれる人」に守られていれば、憂鬱質状態にならなくて済むのです。 「安心」が人を憂鬱質状態に陥ることから防いでくれるのです。 でも、ひとりぼっちで子育てをしている人は簡単に憂鬱質のようになってしまいます。 (ただし、この場合も幼児期の体験が大きな意味を持ってきます。) そして身を守ることばかり考えるようになります。子どもを守らなければならない立場なのに、子どもからも身を守ろうとしてしまう人も多いです。 すると「虐待」が発生します。 ちなみに男性は目的を共有することで群れを作りますが、女性は安心を得るために群れを作ります。そのため時にお互いに束縛し合ったりします。 一人の自分勝手な行動がみんなの不安をかき立ててしまうことがあるからです。 胆汁質が強い女性は、この「束縛し合う群れ」を嫌い、群れからは適当な距離を取ろうとします。 でもそのことで、イジメの対象になってしまうことがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.21 07:25:11
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