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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2020.03.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
胆汁質の人は目的や目標を立てて行動するのが好きです。

その際、最短距離を進もうとします。途中に障害物があっても回り道をしようなどとは考えません。自分の邪魔をするものが居たら戦うだけです。むしろ、邪魔をするものが居ると燃えます。

社会には様々な社会のルールがあります。人間関係にも様々な人間関係のルールがあります。そして多くの人はそのルールに従って生活しているのですが、胆汁質の人は他の人が作ったルールに従うことが嫌いなんです。

自分のルールは自分で決めたいのです。

なぜなら、他の人が作ったルールに従っていたら、自分が行きたいところに行けないからです。

さらには、その「自分が作ったルール」を他の人にも押しつけようとします。そうやって自分のやり方を正当化させようとするのです。

でもだから胆汁質の人は「新しい道」を切り開くことが出来るのです。そして大勢の人が、その新しく切り開かれた道を通って付いていくことのです。

結果、胆汁質の人はリーダー的な立場で行動することになります。

最初から「リーダーになりたい」という目的があるわけではないのですが、人の言うことは聞かないし、自分がやりたいことには躊躇がないので、結果リーダーになってしまうのです。

また、「やりたくても出来ない人たち」のあこがれにもなります。

会社の創業者や、新しい分野のパイオニアと呼ばれるような人にはそのようなタイプの人が多いような気がします。

ただし、そこに憂鬱質が混ざってくると少し状態が変わってきます。
昨日も書いたように、多血質、胆汁質、憂鬱質、粘液質といった四つの気質は原色なので、実際には色々な気質が混ざり合っているのです。

胆汁質に憂鬱質が混ざってくると、「リーダーになりたい」という欲が生まれるのです。
そして、リーダーになること自体が目標になり、リーダーになるために全力を尽くすようになります。ルールは無視します。そういう点ではしっかり胆汁質なんです。

リーダーになること自体が目標なので、支配的にもなります。みんなを自分の個人的なルールに従わせようとします。すると、「ヨイショ」する太鼓持ちばかりが周辺に集まるようになります。

また、憂鬱質が入っているので疑り深いです。人の心を読んで操作しようともします。
憂鬱質の度合いが強くなるほど疑り深い支配者になっていきます。

それと、憂鬱質の人は自分の素顔を見せるのを嫌うので、人前に立つ時はお面をかぶります。
ヒットラーはこのようなタイプだと思います。
ヒットラーは演説が非常に上手だったそうですが、一人で熱心に練習していたそうです。つまり、あの演説は演技だったのです。それがつまり「お面」ということです。

自分の地をそのまま出すだけでは演説が出来なかったのです。

某国の総理大臣も胆汁質+憂鬱質のように見えますが、ただ、某国の総理大臣の方が憂鬱質が強いので、お面をかぶるのではなく人前に立つこと自体を避けようとします。
「官僚が書いた文章だけを読む」というのは、自分を隠すための方法です。

でも、自分がリーダーでいることには徹底的にこだわります。そしてリーダーシップを取っているかのようなパフォーマンスはいっぱいやります。

そして、「裸の王様」でも「王様の権力」を持っていることには違いがないので、みんな王様のパフォーマンスに合わせて動きます。というか、動いているふりをします。
誰も「王様、王様は裸ですよ」と進言したりはしないのです。
そんなことを言ったら、何をされるか分からないからです。

でも、結局は一人芝居に過ぎないので、結果につながりません。

さらに、憂鬱質が強くなって「憂鬱質」の方が「胆汁質」よりも強い状態になってくると、「リーダーになりたい」という欲求は減ってきます。

でも、心の中には満たされない欲求がいっぱい溜まってきます。
また、自分の中の胆汁質が、自分の中の憂鬱質を否定します。
自分で「自分の否定」を始めるのです。

それは一般的に言われる「自己肯定感が低い」というような状態よりももっと積極的に、「自分のことが嫌い」という状態です。

そして、自分を支配しようとします。
その結果、自分自身の中の矛盾に苦しむことになります。

気質にも色々なタイプがありますが、このタイプが一番苦しいです。

でも、このタイプの人は自分の中の憂鬱質的なところを隠そうとするので、周囲の人はその人の「内側の苦しみ」には気付かず、ただ単純に「活動的で元気な人」だと思い込んでいます。

私が知っているこのタイプの人には表現者が多いです。

舞踏や、絵画や、文章などで自分を表現しようとしている人が多いです。
自分の内側の苦しみを表現という形で外に出すことで、それを客観視し、自分の心のバランスを取ろうとしているのではないかと思います。

ゴッホなどもこのタイプのような気がします。

ただ誤解しないで欲しいのは、「この気質の人はみんなこのような状態になる」ということではありませんからね。
そうではなく、「このような状態になりやすい傾向がある」ということなんです。

そこが「性格分類」と呼ばれるものとの大きな違いです。
「性格分類」では今現在の状態を分類しています。

でも気質が分類しているのは素質なんです。
だからこそ、子育てや教育の場で役に立つのです。





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Last updated  2020.03.06 11:42:31
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