|
カテゴリ:カテゴリ未分類
粘液質の人は部分よりも全体を見ようとします。
感情(多血)や、勘(胆汁)や、思い込み(憂鬱)で動くことをせず、理解と納得で動こうとします。 対症療法ではなく、根本療法を目指そうとします。 主役ではなく脇役で居たがります。 自分を勘定に入れません。あまり損得を気にしません。 買い占めにもあまり興味もありません。基本的にマイペースです。 みんなが楽しそうにしているのを見ているのが好きです。 納得すれば動きますが、納得しなければ動きません。そういう点では頑固です。 胆汁質は目的を遂げるために頑固だし、憂鬱質は自分の想いを守るために頑固です。 多血質は頑固という印象がありませんが、自分がやりたいことしかやりません。自分の心(感情)を守ろうとしているのでしょう。 粘液質の人は観察者でもあります。そのため受動的です。 憂鬱質の人も観察は得意ですが、全体を観察するのではなく、自分に関係のありそうなことしか観察しません。 胆汁質の人は動きを見るのは得意ですが、動いていないものには興味も関心もありません。 多血質の人は物事を客観的に見るのが苦手です。動いているものを見ると一緒に動いてしまいます。 だから子どもと一緒に子ども気分で遊ぶことが出来ます。 また、粘液質の人は理解してから動こうとするので、理解が困難な不規則な変化に対応するのが苦手です。 多血質と憂鬱質の人は不規則な変化に対応するのが早いですが、多血質の人は不規則な変化を楽しむのに対して、憂鬱質の人は不規則な変化を怖がります。 そのため、反応の仕方も全く違います。 胆汁質の人は不規則な変化など相手にしません。 胆汁質と多血質の人は自分を表現するのが好きです。聞くよりも話す方が好きです。 そのため、胆汁質と多血質の人ばかりを集めると非常に賑やかになります。そして雑多な話題が出ます。また、話を最後まで聞くことなく、平気で自分が話したいことを、他の人の話にかぶせてきます。 でも、粘液質と憂鬱質の人は、話すよりも聞く方が好きです。 そのため、会話が盛り上がりません。 声が大きいだけでなく、胆汁質と多血質のグループは言葉と同時にからだも動かします。感情が動くのでからだも動いてしまうのです。 でも、粘液質と憂鬱質の人達はあまりからだを動かすことなく、ちゃんと座って相手の話を聞こうとします。 そんな四つの気質の人が一緒に話し合うと、胆汁質が話をリードして、多血質が盛り上げ、粘液質がみんなの話を聞きながら静かに楽しみ、憂鬱質は一人で全く別のことを考えています。 私は絵本「ガンピーさんのふなあそび」の主人公のガンピーさんは粘液質だと想います。 「がまくんとかえるくん」のがまくんは「憂鬱質+粘液質」、「かえるくん」は「多血質+胆汁質」のような気がします。 同じ作者の「ふくろうくん」は憂鬱質。 まあちゃんシーリーズの「まあちゃん」は多血質が強く、「かいじゅうたちのいるところ」のマックスは胆汁質が強いような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.30 10:33:02
コメント(0) | コメントを書く |