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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2021.03.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日はこれから愛知(知立)まで行くので短くさせて頂きます。

子どもは親の人生の一部として生まれます。決して子ども自身の意思や都合で生まれてくるわけではありません。

子どもにどういう言葉を伝え、どういう人間関係や、感覚や、考え方や、生活環境を与えるのかを決めているのも親です。

子どもはその選択には参加していません。

子どもがどういうDNAや、能力や、体質や、気質を持って生まれてくるのかを決めているのは、神様や偶然の働きです。そこにも子どもは関与していません。

子どもは大河を流れる小さな落ち葉のような存在です。「なんでそんな所流れているんだ」とか「もっと早く流れろ」、「もっとちゃんと流れろ」などと言われても、葉っぱにはどうしようも出来ません。

でも、見守られ、励まされ、環境を与えられ、手本を与えられ、仲間と大人達に支えられているうちに、次第に川の流れの中を自分の意思で自由に泳ぐ能力が育っていきます。

ただの「葉っぱ」だったものが「自分の意思を持った船」になっていくのです。

でも、「なんでそんな所流れているんだ」とか「もっと早く流れろ」、「もっとちゃんと流れろ」などと否定され続けていると、「自由に動きたい」という意思の目覚めが生まれなくなってしまいます。

そして、「自由に動けない自分」を否定し始めます。すると余計に「自由に動く能力」が目覚めなくなります。自分で自分を縛ってしまうからです。

子どもに「自由に動く能力」を身につけさせたいのなら、自分の周囲や自分自身に対する好奇心を目覚めさせてあげることです。

好奇心が目覚めれば、「自由に動きたい」という欲求が生まれます。そして、試行錯誤を始めます。その過程で色々と困ったこともします。「動きたい」という欲求はあっても「目的」がないからです。

大人の行動には目的がありますが、子どもの行動には目的はありません。ただ、「動きたい」という衝動があるだけです。

そのため、お母さんが困ること、周囲の人が困ることもやってしまいます。

でもその繰り返しで子どもは、自分の心とからだの動かし方が分かって来ます。すると、目的を持って行動することが出来るようになります。

結果、問題行動が次第に減っていきます。

でも、「なんでそんなことするんだ」「困ったことばかりして」などと、「動く能力を得るための自発的な行動」を否定され続けていると、子どもは自分の意思と責任で行動しなくなります。指示待ちになったり、みんなと同じことしかしなくなります。

この状態になってしまった子は「自由」を知りません。
「自由」の素晴らしさも、楽しさも、可能性も知りません。そのため「自由」を与えると「不自由」を感じます。
だから自分の可能性を広げようとも思いません。

粘土の固まりを与えて「自由に作っていいよ」などと言われたら途方に暮れてしまうのです。そして今、そういう子がほとんどです。

昔は「やったー」と喜んで自由に遊び出す子、創り出す子も結構いたのですが、今は「何を作ったらいいの」と聞いてきたり、お茶碗やお皿のような形が決まっているものを作ろうとする子が圧倒的に多いのです。

絵を描かせても、ポケモンや毀滅関係の絵ばかりです。





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Last updated  2021.03.04 05:29:05
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