森へ行こう(心とからだと子育てと)

2023/04/22(土)09:24

「〝急がば回れ〟の子育て」(前)

今日からテーマを「遊び」から「子育て」に変えます。 私は色々なお母さんから相談を受けますが、目先のことだけを考えたり、正解や人目を気にしてばかりいて、結局は「自分で自分の首を絞めるような子育て」をしている人がいっぱいいます。 たとえば、一生懸命に子どもに合わせようとしているお母さんがいます。 そのようなお母さんは、それが「子どものため」だと思い込んでいて、いつも子どもの言いなりになっています。 「子どもがやりたいこと」を禁止したら子どもは傷つき、成長にゆがみが生じるんじゃないかと考えたり、子どもに嫌われてしまうのではないとか考えて、子どもがやりたいことは何でもやらせてあげようとするのです。 でも、そのような子育てを受けている子は、どんな時でも自分の要求を通そうとするようになってしまうため集団生活が出来なくなります。 他の子や人とつながることが出来なくなります。 自分が王様でいられる世界の中だけに閉じこもり、自分が生きている世界や、自分が持っている可能性を広げることが出来なくなります。 また、そういう子どもやお母さんをターゲットにしてお金を儲けようとする人たちもいっぱいいます。 木の実やドングリや積み木などと一緒に「刺激の強いオモチャやゲーム機」を並べて、子どもに自由に選ばせたら結果は見えています。 野菜や肉などと一緒に「甘いお菓子」を並べて、「好きな方を食べていいよ」と言ったら、子どもは「お菓子」の方を選ぶでしょう。 そして、お金で支えられている現代社会には、「子どもの成長」よりも「お金儲け」の方を優先して考える大人がいっぱいいます。また、子どもも「自分の成長に必要なもの」よりも、「目先の喜びや楽しみを与えてくれるもの」の方を選んでしまうでしょう。 だからといって、「子どものやりたいこと」を否定して、「大人がやらせたいこと」ばかりやらせていても、子どもは成長できません。 (すみません、長く書いたのですが話がまとまらなかったのでこっから先は明日書き直します。これから「気質の一日講座」なので、その準備もあって文章への集中力が低下しています。)

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