リンタロウ的・公演日記

2018/12/22(土)10:11

年末公演のご案内

ステージ(488)

年末です。皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は連日公演の日々です。 公演先の皆様、誠にありがとうございます。 車が静岡で壊れたり相変わらず不運ですが、 逞しく生き延びております。 さて、今年もPICO2では危険な年末公演と忘年会を決行します。 営業公演とはまったくもって方向性が違いますが、 ぜひ足をお運び下さると幸いです 。 <PICO2主催公演> 『昭和93年』 作・演出 杜川リンタロウ 出演 長見英司 菊正 三日市弓子 春日井英里 中西桃子 林絵美里 杜川リンタロウ 12月29日(土)19時半開演 12月30日(日)11時開演/15時開演 入場料 一般1300円/学生900円 不思議な不思議な異世界へと召喚されてしまった男・ヒロ。そこはなんと、昭和だった! 「どうか助けてください!理不尽で理屈の通じない昭和人たちのおかげで、私たち平成人は絶滅寸前なんです!」終わらない昭和の中で、迫害され怯えながら細々と暮らす平成人たち。元の世界では無能上司に強い憤りを感じていた就職氷河期世代ヒロは、平成人のレジスタンスに手を貸すことを決心する。 その頃、昭和人たちは恐るべき計画を画策していた。「諸君! 向こうの世界では、新元号を前に愚民共が安い感動に浸っている!平成最後とかいう無意味なキーワードに踊らされているのだ!今こそ好機! 今こそ決戦の時!向こうの世界に侵攻し、素晴らしき大昭和共栄圏を作り上げるのだ!」「イエッサー! 月月火水木金金!」なんと彼らは、こちらの世界への侵略を始めようとしていたのだ! 迫りくる精神主義。アイドルは歌い、友情は努力を呼び勝利を生む。人権など考えずに襲ってくる昭和人たちを止めるすべは果たして存在するのか。 これは、日々深くなる世代間の乖離の物語。老害になるということは、新しい感性を受け入れられないということである。私たちの昭和は、まだ終わらない。終わらないんだもん。 千秋楽後、18時くらいから朝まで持ち寄り忘年会も開いております。こちらもぜひ。 それでは皆様、良い年末をお過ごしください。

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