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カテゴリ:ステージ
昨日より「仏典童話 ~月光の二人~」の公演中です。
復讐の王子と仇の王の物語。 歌ありの一人芝居で本編は30分強の演目ですが、かなりの勢いで子供向けではありません。 が、明らかに子供向けではない演目を工夫して子供に見せるのが 個人的にはとても意味があると思っています。 導入の演目さえしっかりとして興味を持ってもらえれば 殆どの子供は一生懸命理解力を駆使して鑑賞してくれます。 それは大人よりも遥かに柔軟です。 小学生の頃、難しい大人向けの何かを必死に見たり覚えたりした経験は きっと誰にでもあると思います。 もっというなら昔の子供向け漫画やアニメなどの内容なんか、 もっと容赦なかったでしょう。 それでもみんな覚えている、というかその方が案外覚えています。 なにより子供に気を遣うと、 どこかで嘘をつくことになるのが僕は嫌だったりするんですが。 嘘と言えば、子供は鑑賞時に絶対に嘘をつきませんから、 それも子供向け作品を作り続けている理由の大きな一つです。 その点において子供相手の舞台はいつも刺激的です。 特にミニ会場での学童さんの公演は、子供が解放されていて本当に面白い。 上演中の子供の素直な反応は本当に沢山の気づきを与えて貰えます。 と真面目な事を書きましたが、まだ今日も明日も公演があります。 明日30日の千秋楽は19時開演なので大人の方も来やすいかと思います。 よろしければぜひご来場下さい。 ほか、8月は12日に恒例の尾張旭市民有志ミュージカルがありました。 なんだかんだ大勢の方が参加してくれて感謝です。 個人的に今回はこの集まりが存続を含め 今後どうなるのかという重要な公演になると思っていましたので、 いつもよりビシバシ(でもやっぱり甘いのですが)いかせてもらいました。 結果、よいターニングポイントになった公演だと思います。 頑張ってくれた皆さんに拍手。 次回は2月です。 なにか舞台を一生懸命やってみたい方、ぜひご参加ください。 他にも東京公演があったり色々ありましたが、 令和に入ってから一か月に一本ペースで長編新作を作っていて 寿命が縮まりそうですので、少しゆっくりとするつもりです。 もちろん今回上演中の「月光の二人」を含め既存作品の出張公演は いつでも承りますので、お気軽にご連絡くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 29, 2019 06:03:04 AM
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