森川雅美の詩生活・歴史生活

　昨日はポエム結婚式などというものに行った。
　半年ほど前に籍を入れた知り合いの式で、立川の「あちゃ」でおこなわれた。
　いいとか悪いということではないが、永遠の愛などという言葉は嫌いだ。少なくともそこには制度的意識、欺瞞がある。
　一緒にいたければ一緒ににいればいいし、別れたければ別れいい。それだけのことだ、その程度の意識ならば。
　でもなかなかそうはいかないのが、人間関係。そこが難しいし面白い。そのような矛盾をはらんだ関係を含まなければ、詩も面白くない。
　だだ、ひとついえることは、別れるにしろ一緒にいるにしろ、ものを作る人間なら、ともかく生きながらえるということ。死んでからの評価なんて価値がない。
　ともかく二人とも喧嘩しても生き延びてね、というのが正直なところ。
　死んで花見が咲くでなし。