2008/08/08(金)22:06
帰省と、家族の心境
8月5、6日は、子どもを連れて実家に帰省した。
妻の仕事の都合にもよるものである。
前回のように、車を運転して帰った。
帰った5日の午後、私の子どもを連れて、私の両親は出かけた。
私もついて行こうとしたのだが、
「疲れているだろうから、家でゆっくりとしたら」
ということで、家にいることになった。
最初、郵便局だけに行くと言っていたが、近くの公園に行って、100円で走る車に子どもを乗せていたらしい。
楽しそうで、行きたかったなという思いとともに、何か疎外感のようなものが生じた。
私の両親は、私の発症直後、周囲に病名を知られることを嫌がった節がある。
親戚から聞かれても、病名を隠したり、別の病名を言っていた。
多発性硬化症という難病と知られることを嫌がったのか、ただ単に言わなかっただけなのか定かでないが、とにかく隠しているような様子を感じた。
だから、今回も、自分の子どもの足が不自由な様子を見せたくないために、或いは身内に身障者がいることを見せたくないために、外に一緒に行くのを避けたのではないか、というような気がしたのだ。
私自身は、どうせいつかは知られることだから知られるのなら仕方ない、という思いがあるのだが、両親はそうでもなく感じる。
気のせいかもしれないのだが…