多発性硬化症(MS)日記

2008/08/08(金)22:06

帰省と、家族の心境

雑感(129)

8月5、6日は、子どもを連れて実家に帰省した。 妻の仕事の都合にもよるものである。 前回のように、車を運転して帰った。 帰った5日の午後、私の子どもを連れて、私の両親は出かけた。 私もついて行こうとしたのだが、 「疲れているだろうから、家でゆっくりとしたら」 ということで、家にいることになった。 最初、郵便局だけに行くと言っていたが、近くの公園に行って、100円で走る車に子どもを乗せていたらしい。 楽しそうで、行きたかったなという思いとともに、何か疎外感のようなものが生じた。 私の両親は、私の発症直後、周囲に病名を知られることを嫌がった節がある。 親戚から聞かれても、病名を隠したり、別の病名を言っていた。 多発性硬化症という難病と知られることを嫌がったのか、ただ単に言わなかっただけなのか定かでないが、とにかく隠しているような様子を感じた。 だから、今回も、自分の子どもの足が不自由な様子を見せたくないために、或いは身内に身障者がいることを見せたくないために、外に一緒に行くのを避けたのではないか、というような気がしたのだ。 私自身は、どうせいつかは知られることだから知られるのなら仕方ない、という思いがあるのだが、両親はそうでもなく感じる。 気のせいかもしれないのだが…

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