2008/12/19(金)10:07
『チーム・バチスタの栄光』と神経内科
最近、ようやく、
チーム・バチスタの栄光を読んだ。
一気にたたみかけるような内容で、なるほど評判になるだけに面白い、と思い、他の海堂尊さんの本も図書館で借りて読んでいる。
医学のたまご
螺鈿迷宮
とか。
で、うちはテレビを見ない家なので情報が遅いのだが、TVドラマでも放映されていることに気付いた。
しかも、もうすぐ最終回らしい。
で、番組のサイトを見て驚いたのは、主人公の田口先生が、原作の神経内科でなく、心療内科になっていたこと。
何しろ、多発性硬化症に限らず、神経難病患者(もちろん、他の患者)にとって、神経内科は担当科であり、充実してほしい科である。
が、いかんんせん、あまりふだん聞かない科であるせいか、知名度も低いし、医師や診療機関の数も少ない。
原作を読んで、これがドラマ化されるなら、不定愁訴外来=愚痴外来というのはともかく、神経内科というマイナーな科(神経内科の先生方には失礼かも知れませんが…)に、多少は注目が集まるか、と期待していた。
知名度が高まり、あわよくば神経内科を目指す学生も増えるとか…。
だから、ちょっと残念に思った。
どうして、神経内科ではいけないのだろう?