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シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

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2004.11.04
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カテゴリ:声優
パステルコレクション裏話のCDを手に入れた。
このCD、ずっと司会進行を担当している森川さんが、
たくさんのゲストをうまくそつなく切り盛りして、
現在でCD7枚分のトークをこなしている。
ところが、
その中の1枚だけ、彼が平常心を失って非常にはじけている。
なぜかというと、それには、長年の森川さんの相方の、
檜山さんが出ているのである。
けたたましく笑い、お惚けを言い、
途中でおまえらのCDのようになってしまっている部分まである。
パスコレの森川智之というキャラクータイメージでは、
もうすこし役者然としていて、
さらには企画進行も分担するナビゲータとしての役割を
上手く冷静に演じきるはずなのだが・・・

檜山修之。
森川智之の根の部分の個性としての面白さを引き出す、
重要なキーパーソン。
打てば響く突っ込みのつぼを心得た檜山の出現が、
森川を別の存在へと移行させてしまったのである。
おそらく檜山は森川と一緒に仕事をすると、
よけいに疲れるであろう、
ある意味では、森川のこの、まるで天真爛漫とでも呼ぶべき、
無差別ボケ攻撃を開始する局面とは、
檜山にとっても戦闘開始ではないかと思う。
森川のボケ攻撃を、すばやく切り返し次の攻撃の糸口をくつってやらねばならない。
この二人の、この絶妙な攻守の連携があってこそ、
周囲の完全制圧が可能なのである。
そして森川はこうやって、二人での焼夷弾攻撃による制圧後の焼け野原状態が、殊のほか好きなのではないかと思う。(笑)
それをやってはいけない場にあっても、
檜山が存在するだけで、
ややもすると無意識にその戦闘モードに走ってしまうらしい・・・

林原めぐみは、彼女がメインでDJするラジオトーク番組で、
彼ら(とくに森川)の数々の正面・側面波状攻撃を真正面から受け止めて来た。
(林原はテッカマンブレードで森川と個人的にも友人としてかなり親しくなったものと思われる)
その彼女の名言が、
”まぜるな危険”である
森川も檜山も単体個人では、
飼い犬か、借りてきた猫状態であると表現されるほどに、
良識的でおとなしく普通に扱える存在であるが、
一旦、二人をひとところに入れて一緒にしてしまうと、
急速な化学反応が発生し、
森川が多段核弾頭に、檜山が迎撃ミサイル状態に変貌するのである。
そして、二人がしゃべった後には、
ぺんぺんグサも生えないほどの焼け野原なお笑い状態になる。
面白い・・・

森川は冷静というイメージが強いのか、
クールな役がやたら多いが、声の質や芝居の落ち着きに原因があるのであって、本人の中身はマグマだまりである。
もともとがロック嗜好、型にはまることを嫌い、
体内に秘める爆発的エネルギーの発散場所を常に探している。
檜山は熱血漢というイメージが強いが、
実際、あれだけの計算され尽くした森川のギャグ攻撃を、
しらふで、ひょいひょいとかわし、
どんどんとアドリブで速攻の逆襲を浴びせる。
これほど冷静で知的な相方は居ないだろ。
舞い上がっていては出来ない芸当だ。
すなわち、実像は
熱い動の森川VS冷静沈着な檜山、
これがこのコンビの正体である。
この二人の特質をよく理解した上で、
バランスを上手く上手く配合して扱わなければ
化学反応の暴走を食い止められなくなるのである

速水さんなんかは、その辺の扱いをかなり心得ていらっしゃるみたいだ・・・

11/28にSSDSが楽しみだ





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Last updated  2004.11.04 16:30:49
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