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カテゴリ:映画
以下のデータはAllcinemaサイトからの引用
声優さんは私が箱から転記 スパルタカス(1960)198 分 (DVD吹き替え入り版111分2004年11月26日発売?) アメリカ 初公開年月1960/12 ジャンル 歴史劇 監督 スタンリー・キューブリック 製作 エドワード・ルイス 製作総指揮 カーク・ダグラス 原作 ハワード・ファスト 出演 カーク・ダグラス(寺杣昌紀)スパルタカス ローレンス・オリヴィエ(磯部勉)マーカス・リシニアス・クラサス チャールズ・ロートン(滝口順平)グラッカス ジーン・シモンズ(安藤麻吹)バリニア ピーター・ユスティノフ(福田信昭)レンチュラス・バタイアタス トニー・カーティス(森川智之)アントナイナス ジョン・ギャヴィン(小山力也)カイアス・ジュリアス・シーザー 監督がキューブリックなんで、なんていうか、単純なスペクタクルではなく、ちょっとシニカルで暗い人間関係が描かれてます。同時期の映画としてベン・ハーと比較されるみたいですが、規模は同じく大きくても、映画のスケール感はベン・ハーの方が大作じみてます。 スパルタカスの悲劇とクラサスの葛藤が面白いです。 それにしても、ローレンスオリビエって、このころは目眩がするぐらいかっこいいですね、声の磯部さんは、まるで若山弦藏さんかと聞き間違うほどの良い声の響きです。どうどうたる太めの声の演技で、かっこいいです。スパルタカス=カークダグラス=寺杣さんも、いい感じでスケール感を出して堂々たる演技です。めいちゃくちゃハンサムなシーザ役の小山さんも、いつになく声の響きが豪華、とてもフィットしてます。 さて、まだ若くて細い美形のスパルタカス副官を演じるトニーカーチスを森川さんが演じてます。なんだろう、これはですねー例えるならエルンストかな、たぶん一番近い声でしょう。出だしだけです、あとはもっともっと凛々しい声。押さえていながらも、息づかいもぜんぶかっこいいです。良い役でした。 もう、どの声優さんも揃いも揃って、かっこいい!!! 当代中堅声優さん総出演って感じで(今度の12月2日の新録版ブラックホークダウンも吹き替え声優さんのキャストがかなり評判になってますが・・・)このスパルタカスは、初代のベテラン好々爺に敬意を表しつつも現在集められるもっとも脂ののりきった中堅を集めたって感じで、すばらしい仕上がりでした。それにしても、ローレンスオリビエって、素敵。 これ、森川さんの出番は少ないですが、現在の外画吹き替えの業界内での彼のポジションというか役回り(逞しいというより、理知的なハンサム担当)が明確に出ていて、興味深い。ファンとしては満足度がかなり高い、良い役所です。 全編通してみると、磯部勉ファンになりそうなぐらい彼の良い演技にも感銘を受けます。 (インディー・ジョーンズやハン・ソロよりもかなり素敵)カーク・ダグラス(あごが気になる)は、寺杣さん嵌り具合150%で、昔のフィックス声優さんを忘れさせてくれます。買って損なしの1枚。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.29 10:50:08
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