000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

まいける2004

まいける2004

Calendar

Category

Archives

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08

Recent Posts

Comments

向かいのトロロ@ Re:2枚目ヴォイス声優列伝(その1、20世紀編)(06/18) まいける2004さん、初めまして。『となり…
Taro@ Re:BGMと挿入歌の使い方(02/08) はじめまして。ビューナスAの歌は素晴らし…
ミミカ@ Re:昨日のいい男は今日の・・・(ジェームズ・スペイダーJames Spader) 寒くなりましたね… もうすぐクリスマスに…
ミミカ@ Re:昨日のいい男は今日の・・・(ジェームズ・スペイダーJames Spader) ☆(^O^)★こんばんわ 秋は気温低めで…空も…
ミミカ@ Re:昨日のいい男は今日の・・・(ジェームズ・スペイダーJames Spader) はじめまして 私も90年代はジェームズ・ス…

Favorite Blog

ふぇいばりっとだい… 華南 文さん
OFF ZONE … ソミュラさん
☆orange pe… ☆オレンジピール☆さん
chrysanthemum hychanさん
2004.12.03
XML
カテゴリ:声優
以前、Queenのフレディにのめりこんでした時期がある(20年ぐらい前、(爆))
彼の声が、今私が森川さんにのめっているのと同じように、どうしてもどうしても好きでたまらなかった。
毎日毎日曲を聴きまくった。あの声とあのメロディは、今でも私の体の奥底、髄の髄まで染み込んでいると思う。(音楽家としてはYngwieというギタリストが特別飛びきりなのだが・・・うた歌いはフレディが永遠だ。)
この時から、ずっと考えていた。どうして、こんな声がでるんだろう、どうしてこの声が好きになるだろう。どうして・・・
実は、私は半導体関係のエンジニアですが、
困ったもので、エンジニアというものは何でも、どんなことでも、そのことの理由を知りたくなる。
たとえば、森川さんはどうしてあんなにいい声が出るのか?どうしてあの声の高さなのか?
最近、どうしても知りたいことの筆頭である。
日ごろの研究のすべてを投げ出してでも、知りたい課題なのだが、コレが結構むずかしい。
良い声といえばすぐ思いつくのが、堀内賢雄さん、そして森川さん、お二人の外見(体格背格好)はかなり違うが、たまに結構似た雰囲気の声が出る。なぜ??
人の声の高さを決めるひとつのパラメータに、横隔膜から声帯までの距離がある。
これはかなり大きなファクターで、背の高さではなく、この横隔膜から声帯までの距離が基本波長を決めるのである。この距離が短い人は基本波長短いので声が高い、この距離が長い人は基本波長が長いので声が低い。体の大きい人が一般に声が低めであるメインの理由である。森川さんが同じくらいの体格の人と比較するとやや声が高めなのは、多分、比較的足が長い(胴が短い)のである。(笑)
ただし、それだけでは声色は定まらない。オペラ歌手が意図的に太るのは、体を共鳴器官に使うからで、弦楽器で例えるなら、声帯から横隔膜までの距離が弦と押さえ位置に相当し、体がギターやヴァイオリンで言うところの胴に相当する。声帯の形状とかが、弦の材質や胴体の開口部の形状に相当し、周囲の筋肉のつき方とか動かし方が弦や指での演奏に相当する。ヴィブラートなどがどうやってなされるかで、まさに想像できると思う。
またさらに、共鳴器官としての体に着目した場合、声のニュアンス、音色を決めるひとつの要件に、口蓋の形状と声帯の大きさ、声帯の形状というのがある。その他にも、頭蓋骨の形状、首の形状、胸郭の形状、周囲の筋肉と脂肪の分布もあると思う。
なにより、声帯をコントロールする筋肉の発達度というのがあると思う。
よく体育会系の話が出るが。ここで引き合いに出すのに、体育会系という点をもう少し考えてみる。
体育会、特にボール球技などでは、激しい運動中に大きな声を出す。チームメンバーに激励の声をかけるだけでなく、作戦上の合図やアテンション、そして自分自身への気合入れ。
走っている最中や、なにかのアクション中に大きな声をだし、運動場や体育館などの広く開放された場所で、距離の離れたチームメンバーに確実に意思を伝えねば成らない。きちんとした信号としての情報(言葉の意味を維持できる明確な音を)確実にを遠くまで飛ばすのである。これはある程度訓練の積み重ねで獲得していく、そういう風に筋肉や声帯や口蓋や喉の形状が形成され発達していくのである。
これで気が付くと思う。ある程度のレベルの滑舌と、なにより声量はここで鍛えられる。腹筋をふるに使った声以外は絶対に通用しないからだ。私もバスケットをやっていたので、とんでもない大声を出せる特技を持つ(笑)、すこし緊張したり意識すると地声も相当でかくすることができる、というか自然にでかくなる。体を緊張させると体を共鳴器官に自然にしてしまうのであろうと思う。
あと、よく通る声には周波数の揃い具合もあると思う。いろんな周波数が混ざると声はにごっていてクリアさが少なく、ひとつの音の強度も弱くなるが、波長が揃ってきれいに共鳴して出ると、声音はよりクリアになり、そして恐ろしくよく通る、何より美しい。
あと、倍音の響きである。弦楽器がそうであるが、響かせると、基本の波長のほかに、2倍音や3倍4倍などの整数倍の音が出る。発声も、共鳴させることで周波数にはこういった倍音がまざる。これが重なって響くときに、音色の美しさを生む。
だれが聴いても、良い声だと思わせる声の人は、おそらく天から授かった、美しい倍音を出せる共鳴器官である喉を持っているのである。そして雑音になる周波数がまざならい綺麗な声帯および器官と口蓋の形状をしているに違いない。
だから歌わせても絶対に良い声である。歌の上手い下手は別として(これは筋肉の使い方の訓練と音感という大脳の信号処理能力が関係してくる)、声帯を音を出す楽器として考えた場合の体が最適の形状と筋肉構成を獲得(形成)しているわけであるから、歌ってなんぼのものである。

しかし、たとえ、これらの要因で声というものが決まってくるのだとして、じゃあ、なぜ人はその声が好きになるのか?これは心理の問題で理論的に分析がむずかしい。もっと考えがまとかってから、別の機会にゆっくりしたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.12.08 13:41:10
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X