000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

まいける2004

まいける2004

Calendar

Category

Archives

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08

Recent Posts

Comments

向かいのトロロ@ Re:2枚目ヴォイス声優列伝(その1、20世紀編)(06/18) まいける2004さん、初めまして。『となり…
Taro@ Re:BGMと挿入歌の使い方(02/08) はじめまして。ビューナスAの歌は素晴らし…
ミミカ@ Re:昨日のいい男は今日の・・・(ジェームズ・スペイダーJames Spader) 寒くなりましたね… もうすぐクリスマスに…
ミミカ@ Re:昨日のいい男は今日の・・・(ジェームズ・スペイダーJames Spader) ☆(^O^)★こんばんわ 秋は気温低めで…空も…
ミミカ@ Re:昨日のいい男は今日の・・・(ジェームズ・スペイダーJames Spader) はじめまして 私も90年代はジェームズ・ス…

Favorite Blog

ふぇいばりっとだい… 華南 文さん
OFF ZONE … ソミュラさん
☆orange pe… ☆オレンジピール☆さん
chrysanthemum hychanさん
2005.02.08
XML
カテゴリ:アニメ
先の指輪のコラムの派生で、アニメのBGMの使い方について。
子供心にBGMで胸ときめかせたアニメを思い出す。最初に記憶にあるのはレインボー戦隊ロビン、宇宙エース、遊星仮面(ぎゃー懐かしすぎるぅ)、サイボーグ009、ちょっと時代が進むと、なんと言っても科学忍者隊ガッチャマン。ガッチャマンを筆頭にした竜の子アニメはかなりの年月いろいろな作品でも音楽が秀逸だった。ゴワパーファイブゴーダムなるマイナーなアニメも、BGMは壮絶に良かった。主人公のヨウコだけ大人で他がガキというロボット戦闘物というテーマも微妙でいまいちヒットとは無縁のマイナーなアニメだったが。
当時の竜の子を始め、これらのアニメにはシリーズをつらぬくテーマがメロディがあって、そのアレンジが雄大でかつ個性的。とくにガッチャマンの最初のシリーズは出撃シーンの何とも言えないわくわく感、そして臨場感は、35年ぐらい経った今観ても、その魅力は衰えないだけの普遍性がある(脚本と作画は・・・だが)。その次がマジンガーZ。マジンガーの素晴らしかったところは挿入歌の使い方とそのメロディ、歌詞のストーリィ性、歌のうまさ(歌手が水木さんと堀江さんという四天王の双璧)そして話の内容とのシンクロ度が抜群だった事。シリーズ初期はそうでもなかったが、後半、マジンガーの戦闘機動力を上げるために装備することになったジェットスクランダーなるカタパルト。これの装着のためだけに、水木一郎が熱唱するのだ。もう涙がちょちょぎれた。そして、それに拍車がかかったのがグレートマジンガー、マジンガーZの最終回にクロスオーバーして主人公の窮地を救いにテーマソングを背負って華々しく登場するすさまじさ。こんなかっこいいアニメは当時は他になかったし過去にも無かった。そして女の子キャラをアイドルから一つステップアップさせたアニメの歴史で重要なのポジジョンの吹雪ジュン、彼女はそれまでのアイドル的存在だった女の子キャラがボーイフレンドのためでもなんでもなく自分の意志で戦う根性を見せた女戦士。年齢も少し高めだった。もちろんガッチャマンの白鳥のジュンというキャラもひ弱ではなかった。あまり活躍させてはもらえなかったが、003のようなめそめそ感は払拭されていた。なんと現代的な強い女性が二人ともジュンだというのも奇遇だ。当時、私は男勝りな生き方にずっとあこがれていた。でもって、この二人は大好きだったしペンエームにジュンという名前すら使っていた。
そうそう、マジンガーシリーズというか当時の東映作品はみんなこの傾向があったが、ご多分に漏れず、グレートマジンガーは各キャラクターの設定はかなり良かったが、シリーズが進むにつれ、くそ脚本家が結局のところ設定を生かし切れず、どのキャラクターも只の戦闘のご都合主義に巻き込まれて行く。そして、期待した女戦士も、結局はお飾りだった先代のオッパイロケットだけが売りの跳ねっ返りお嬢様搭乗のアフロダイエース(足引っ張り)と、大して存在価値も強さもかわらなくなってしまったのにはがっくりだった。ビューナスエースには、すばらしい堀江美津子(みっちー)の涙ものの主題歌まであったのに、出撃シーンだって、素晴らしく豪華だったのに・・・恨みます。
この路線での戦う女の子の恨み辛みは、実はマグネロボガッキーンでの舞ちゃんが晴らしてくれた。私にとっては大願成就したと思っているって書いても、ロボットアニメに詳しく無い方々にはわからない話で恐縮。
とにかく、マジンガーシリーズが出撃シーンやいろいろなシーンで歌が出てくるアニメの走りだったと思う。後にこの路線はサンライズに引き継がれ、コンバトラーVやダイモスなどのロボット合体もの、それとヒーローシリアス路線のイデオンやダンバインなど、数々の名作に受け継がれてゆく。
また、このBGMの使い方の印象深さは、竜の子のタイムボカンシリーズで不世出の天才作曲家山本正之によっても、ギャグ路線の世界でも昇華された。
後のヒーロー物では、宇宙海賊キャプテンハーロックで、数々の名曲が劇中で使われたのがきわめて印象深く記憶に刻まれている。この点では、ヒットした銀河鉄道999よりもハーロックの方がBGMとしてはオーケストラアレンジも格好良かった。999の佐々木功も素晴らしくて甲乙つけがたいが、ハーロックでの水木一郎の、朗々と歌い上げる演歌にも似た数々の挿入歌やテーマソングは珠玉の名曲揃いである。
やっぱりアニメで重要なのは、シーンの雰囲気を盛り上げるBGMの使い方、そして挿入歌であると思う。
そしてテッカマンブレード。これまでの文章はブレードをたたえるための前説みたいなものである。テッカマン・ブレードは主題歌もエンディングもそして挿入歌もBGMも音楽はみんな素晴らしかった。大人になってから観たのにもかかわらず、まるでハリウッド映画をみるように感動したのが、最終話1話前の「壮絶エビル死す」でのブレードとエビルの対決シーン。シリーズ初期にすこしだけあって、後はほとんど設定の隅押しやられていたオービタルリング(地球の周りの衛星軌道に建設された巨大な土星のリング状の宇宙施設)での兄弟対決。場所が宇宙空間であることを十分生かした作画と動画、アングルもすばらしかったし、ラフながらも躍動感と緊迫感ある動画の素晴らしさは、CGのない時代では奇跡のようだった。鳥肌がたった。そして「マスカレード」である、この曲の挿入タイミングと、この曲をバックに地球規模で移動しながら交戦するブラスターテッカマンの破壊力と高機動性のものすごさ。このほんの15分ほどの作画力とコンセプトと演出力には、仕上がりのクオリティを気にさせない迫力と気合いを画面から感じた。最初に観たときは、言葉を失って見惚れた。そして・・・子安君の最後の演技もすばらしかった。だが、何よりも「相羽タカヤもDボウイももう死んだ、俺はテッカマンブレードだ!!」の森川さんの渾身のセリフに鳥肌が・・・こういうシーンで、鳥肌が立つような決めのセリフをこんな風に印象深く言われてしまうと、惚れる。はじめはキャラクターだった、そして声優の演技だと気がついた、そして私はコレを書いている現在に至ったわけだ。そうそう、この時の演技に一番近い印象の最近の演技は、昨年チャンドンゴンを吹き替えたブラザーフッドで聴くことができる。この渾身力と怒りと悲しみの感情をあえて無理矢理胸に抑え込んで、その上で絞り出すセリフのすさまじさは、12年以上経ってさらに役者として磨きがかかっていると思う。森川の叫びは素晴らしいが、押さえた中の感情の込め方の凄みを、聞き分けられるというか感じとれるようになったと思う。それだけ沢山の森川演技を聞き込んだ成果なのかなと思う。
おっと、森川さんのろけではなくBGMの話を書いていたっけ。
エンディングが物語りの最後のエピローグシーンから上手くオーバーラップするシティハンターも、きわめてクールでスマートで印象深く毎回感動感激する使い方で、この演出がどれだけストーリィの終わりの印象をアップしていたか計り知れないし、肝心のエンディングがカッコよかった。エンディングが格好良かったので思い出すのがカウボーイビバップ。作画脚本声優美術設定など、トータルのアニメの仕上がりでコレを越える作品にはいまだにお目にかかれない。このアニメはできすぎだし、山ちゃんのスパイクを越えるクールキャラにもいまだ出会えない。Dボウイとスパイクは個人的に忘れられないキャラクターだ。
最近では八葉抄の鵺の回での三木さん歌う挿入歌を再度エンディングにとして使って印象を引っ張りながら終わらせるという部分、シティハンターで使われた手法に似ていたし、印象深かった。ガンダムシリーズ(シードを最近観ました)も、実はかなり話を盛り上げる上手い使い方をしている・・・でも、おばさんはジャッジが厳しいのよ、今一歩詰めが甘いな。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.02.08 23:55:50
コメント(1) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X