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カテゴリ:映画
風と共に散る
Written on the Wind 1957年アカデミー受賞作品 DVD (2005/02/25) 100 分 製作: アルバート・ザグスミス 監督: ダグラス・サーク 脚本: ジョージ・ザッカーマン 撮影: ラッセル・メティ 出演: ミッチ:ロック・ハドソン/森川智之 カイル:ロバート・スタック/咲野俊介 ルーシー:ローレン・バコール/沢海陽子 マリリー:ドロシー・マローン/深見梨加 ハドリー:ロバート・キース/北村弘一 カイルは石油王の息子、父親の会社を実質上経営。親友で幼なじみのミッチがそんな彼を片腕となって実務的な部分を担っていた(まるでBLCDのような設定だ)。 昔の映画だが、カラーデジタルリマスタなのだろう、すごく綺麗でレトロな画面だ。音質も結構綺麗で、吹き替え音声もクリアだ。 カイル役の俳優さん、宇宙家族ロビンソン(この映画の10年後ぐらいの作品)のドクタースミスだと思う、似てる。声の咲野さんは、かなり渋めにしていて、セリフ回しも結構昔の丁寧さを出している、ロックハドソンの声って昔はだれだったのかな?顔だけ見ると絶対に広川太一郎(さもなくば矢島正明か羽佐間道夫)だが、それを森川さんがすごく響きの良い男前の正統派2枚目声で吹き替えている。太すぎず低すぎず、さながら広川さんのような音域。時折ちょっと甘すぎるかなとも思えるが、ロックハドソンはごつい風貌の割に目が憂いがあって可愛いので、表情が軟らかくなるので、森川の優しい声が画面に慣れた頃には心地良くなった。共演の女優さん達も芸達者で、新世代の若者チームでの古い映画の吹き替えも、画面に見えてる俳優さんの実年齢を顧慮すれば違和感まったくなく、素直な吹き替えだったと思う。純粋に話しを楽しめる上品な仕上がりだった。合格点じゃないかな。森川男前声好きとしては、かなり良かったと思う。あまり線路からはみ出た役じゃないしセリフも枠からはみ出ないので、演技的にはカイル役の方が楽しかったと思うが・・・素敵さでは抜群。 ストーリィ(以下ネタバレ有り) カイルの妹のマリリーが子供の頃からミッチが好きで、結婚して貰いたいのだが、奔放な性格が災いしてミッチには妹以上の関係を拒まれる。そしてどんどん荒んだ性格になっていく。ある日カイルとミッチは美しくまじめな女性ルーシーに出会い二人とも恋に落ちる。何事にも積極的なカイルは強引にルーシーに迫り、ついには彼女の心を射止めるが、やがて子供ができないのは自分のせいと思い荒れ始める。ミッチはルーシーへの思いが捨てきれず二人の元を去ろうとした矢先、偶然カイルの子供を妊娠したルーシーの告知に、ミッチの子と勘違いしたカイルがルーシーを殴ってケンカとなる。自暴自棄になったカイルが銃を持ち出し、止めようとしてもみ合ううちに銃が暴発しカイルは無くなる。殺人容疑をかけられ裁判に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.06 01:16:18
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