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シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

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2005.10.30
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カテゴリ:映画
「50回目のファーストキス」(50 first dates)
監督:ピーター・シーガル
脚本:ジョージ・ウィング
出演: ルーシー:ドリュー・バリモア(乙葉/松本梨香)
   ヘンリー:アダム・サンドラー(森川智之)
   ウーラ:ロブ・シュナイダー(後藤哲夫)
   Dr.キーツ:ダン・エイクロイド(佐々木梅治)
   ダグ:ショーン・アスティン(高木渉)   
(2004年米、2005/6日本公開、2005/10/26DVD発売)

美しいハワイのホノルルが舞台だが、市街地は出てこないので、大都会のホノルルのイメージはなく、ハワイならではの田舎でのんびりしたムードと、美しい海や自然が目に染みる背景となり、その中で繰り広げられる、切なくて暖かくてコミカルなラブストーリィに心が染みた。
人を愛するって、全身全霊で愛せる人が居るって、幸せでなんてステキなんだろうと思うと、ふと自分の相方(旦那)を観てしまった(笑)。え、別に悪い意味じゃなくって、人生には、男女問わず相方が居るのは幸せな事なのだなって思ったり・・・
この映画、お話的には4星半かな。
物語は、シーワールドにつとめる獣医のヘンリー(アダム)は、行きずりの観光客相手のプレイボーイ。一夜を供にして消える、という毎日を繰り返していた遊び人だった。そんな彼が、ある朝カフェでワッフルを食べる前にそれで火山や家を作っている美しい女性ルーシー(ドリュー)と出会い、意気投合する。しかし、再会を約束して出会った翌朝、彼女は彼を見知らぬ他人として扱う。実は彼女は1年前の交通事故の後遺症で、事故直前の記憶は残っているが、それ以降の記憶は、一晩寝るとすべて忘れてしまう短期記憶障害だった。そんなルーシーを愛してしまったヘンリーは、それまでのプレイボーイの生活から価値観が一変、毎日毎日ありとあらゆる手段を講じて彼女に自分を惚れさせようと試みるのであった。心やさしい彼女を傷つけまいと、1年前のままを再現しながら毎日彼女を見守る父と弟だが、ふとしたきっかけで彼女は事実に気がつき、自分の状況に驚きとまどい、そして嘆き悲しむ。でも、翌朝にはまた、彼女にとっては事故の前日が繰り返される、そんな日々の連続であった。そんな姿をみて、このままではいけないと考えたヘンリーは、彼女の心に彼女を愛する自分と周囲の人々の記憶と日々の事実をなんとか心に残そうと、ある試みを始めるのである・・・

ドリューとアダムの共演はアダムの出世作ウエディングシンガー(これ、海外出張のとき飛行機で観た記憶有り)以来、へぇ、結構長インターバルだったのかな?でもお二人さん息はばっちりでした。あの時のアダム・サンドラーはすらっとしていてラテン系のハンサム、ちょっとヌーボーとしてて可愛かった。その後、ちょっと脂ぎってきて、暑苦しい感じがしないでもなかったが、それでも森川さんが沢山吹き替えているので、何作か見続けているうちに、最近は耐性ができたのか、本作ではすごく違和感なくステキな男性に見えて、作品自体もとても美しくてコミカルで(繰り広げられるギャグやジョークはあいかわらずあざといけど)とても楽しかった。共演のドリューも、こんな感じの屈託無く明るくて(自分の境遇を教えられない限り気がつかないので、通常は明るい)美しい女性を演じさせたら、天下一品。やっぱり美人だし笑顔がかわいい。指輪物語のサムでおなじみになったショーン・アスティンが肉体増強オタクのオバカな弟(森川智之の親友の高木渉が好演、いつものくどいあざとい雰囲気はなく、素直なばかっぷりがさわやか)。アダムの森川演技は絶品。今の吹き替え界で、こういうおとぼけギャグだけどハンサムで優しく裏がないストレートなお人好しな役をやらせたら同世代では右に出る人が居ないと思えるぐらい、キュートでステキ。がっちり嵌ってました。アダムは慣れたもんです。N.Y.式ハッピー・セラピーでも思ったのですが、アダムの、ちょっとゆったりとしたマイペースなのほほんとしたギャグのテンポは、森川智之のお芝居の傾向に向いているのかもしれない。途中で数度アダムが歌うのだが、シリアスシーンではアダムの生声、お芝居がらみで泣きながら歌う(歌っている途中で泣き出す)シーンでは、歌いながら怒るN.Y.式ハッピー・セラピーの場合と同様に森川が吹き替えながら演技を織り込んでいる。このシーン、アダムの生の演技と聴き比べても、違和感がまったくなくすばらしいシンクロ演技を披露。役者森川の才能が伺える。(こういうのが上手いのは先輩格では大川透・大塚芳忠・中博史など芸達者な方々が居ます)。
本作は、ギャグに走りすぎず、かといって暗く重いテーマを程良くなごませるべく、各登場人物(ルーシーと彼女の父の二人以外)は全員どこかとぼけていて、みんなおかしな人たちで愉快。そして何よりも胸にジーンと迫りどっぷりと泣かせてくれる切なく深い二人の愛がある。なんともステキな作品だ。
うぉう、忘れてた、ドリューの声、乙葉バージョンは時間がなくて観れてません、ごめんなさい、松本梨香はもちろんステキでキュートなルーシーでした。





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Last updated  2005.10.30 21:29:27
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