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シルバーナの船室 (ペンギンの○○です!)

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2005.12.28
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カテゴリ:アニメ
これはそもそも、製作関係者のどなただったか・・・
いわゆるブレードその後の物語のアイデアとして、かなり長文のストーリイ原案がニフティの会議室に公開されたのは92年末か93年ごろだったか?
それがLDボックスの特典映像として短編アニメ化されたと知ったのは、LDのバラを買い揃えたあと、96年ごろでしたっけ・・・
当時は地団太踏むほど悔しかった。それほど財布にゆとりがあるわけでもなく、LDをやっと全部買い揃えた段階で、新たにLDボックスを買う元気もなく、ついに年月が流れ、DVDボックスに全部の映像が治まっていると知ったときは小躍りした。

今回、このストーリィを知りたいというリクエストをメールでいただいたので、昨夜再度見直した。

お話はたぶんこうである。
(すみません一部私の勝手な思い込み創作および記憶欠落があります、たぶん)
OVAアニメの出だしシーンは衝撃的。ブレードが月のラダム母艦を破壊して2年後、Dボウイはアキの献身的な介護の甲斐もなく、あいかわらず廃人であり、彼女の愛ゆえの苦悩が哀れである。アニメでは大胆にも冒頭のシーンから、不能と思われるDボウイにまたがり嗚咽絶叫するアキが描かれている。そして、木星基地では軍に復帰したノアルが新しいラダムの太陽系進入をキャッチ、ソルテッカマンチームは壊滅的な破壊を受ける。一方、ラダムの再度の侵攻を警戒するフリーマンたち研究チームは、ラダム母艦の残骸から回収したテックシステムの研究を加速する。

異星人テッカマンの太陽系侵攻と地球圏接近に伴い、唯一の生き残りラダム製テッカマンであるブレードは、異星人テッカマンたちと自然に精神感応状態陥る。ラダムに支配された異質な精神との接触が、精神崩壊後で精神的に完全に無防備な状態のDボウイを非常に苦しめ、持ってもあと2日の命と医療チームに宣言されてしまう。
Dボウイが異性人と精神的にリンクしていることは、ラダムの注意を地球に向ける意味でも脅威である。そんな中、フリーマンたち研究チームはラダムの侵攻を食い止めるため、ラダムのテクノロジーを使い、地球製のテッカマンを生み出す人体実験を決意、フリーマン自らが犠牲になろうとしたところへ、銃をつきつけ、半分脅しながらアキが悲壮な決意のもとテックシステムに自ら入っていく。地球人テッカマンアキの誕生である。

このとき、エピソードではフリーマンの研究を共同で行う女性が(名前忘れました)研究者の父を犠牲にしてテックシステムを完成させた経緯から、Dボウイを救いたいというエゴだけでテッカマンになろうと強引に脅してテックシステムへ向かうアキの背中に「この偽善者」の冷たい罵声を浴びせかけるシーンがある。ここらあたりの声優さんの演技はダイジェストOVAでありながらも圧巻である。

確か、裏設定ではこのときのフォーマットで使われたのが回収されたエビルのクリスタルであり、アキがOVAであのように赤い姿をしているのは、エビルのクリスタルをベースにフォーマットされ、それがぺガスに組み込まれたからだったように思う(すみません、うろ覚えですので間違っているかもしれません)テッカマンにフォーマットされたが、フォーマット技術が未熟であったため、ボルテッカなどの装備はなく、ランサーもオービタルリングに残されていたエビルの物を使っているはずである。

その後、ラダムの侵攻がどうなったか、ぜんぜん覚えていないのですが(OVAのダイジェストアニメできちんと説明ない)アキテッカマンが活躍して撃退したのか?忘れました。
その後、OVAミッシングリングでは、精神感応のショックから奇跡的に助かって目覚めたDボウイが、テッカマンになったアキを本能的に恐れ、彼を救うために全てを捨ててテッカマンになった彼女を、さらに悲しみのどん底へとつき落とすシーンが出てきます。

確か、うろ覚えの記憶では、地球に大量に発生していたテッカマン(戦闘系ではない普通のラダム樹に取り込まれた人々)が、ラダムの精神感応波の影響と人類の弾圧(人類は同じ人類であり、地球の復興に労働してもっとも貢献したテッカマンに対し、結論から言えば差別的感情を抱き、彼らへの扱いが冷たかった)のためテッカマンだけの王国を築くべく、集結をはじめる。それが第1次ラダム戦役後にオービタルリングの復興建設の中心となったプラハを中心とした地域だった。そして後々プラハの悲劇へとつながる。

さて、ラダムは正攻法で地球侵攻するのを一旦あきらめ、なんだっけ、たしか時空崩壊を引き起こすような半物質兵器を送り込み、それの起爆の鍵にすべく元ラダムのテッカマンであるDボウイを利用しようとする。彼らラダムは異次元空間を利用しクリスタルで再びDボウイをブレードへとテックセットさせ、精神をコントロールして時空破壊のキーとして動作させようとラダムがうがった時空の穴へとブレードをいざなう。それを食い止めるには、ブレードを殺すしかないという結論になり、ノアルがソルテッカマンでブレード暗殺に向かうが瞬殺、アキが地球で最後の戦闘テッカマンとして、義務を果たすべく、悲しみのどん底から這い上がり、誰でもない自分だけがブレードに止めをさすのだとの悲壮な決意のもとブレードへ立ち向かい、刺し違える覚悟で飛び込む。そしてアキによってラダムに支配されたブレードは刺し貫かれる。

ここから先もうろ覚えなのですが、たぶん、そのときの時空のハザマに位置していたのが原因だったか、一旦異次元へ落ちてラダム破壊兵器の爆発の影響で、こちらの次元へ引きも度されたんだったかなぁ・・・(すみません)ブレードは時空転移の際の再度テックセットによって肉体が再フォーマットされ、脳神経の崩壊が修復された本物のDボウイが戻ってくる。

アキと自分間に起きた全てを知り、彼女の心のすべてを理解したDボウイは、エネルギ―の中で呆然とするアキと抱き合う。この瞬間、二人が歩んできた地獄がひとつとなり、二人は全ての苦しみと悲しみを分かち合い乗り越えたのである。言葉では表現しきれない、深い愛のつながりを得た二人。彼らの愛と絆の深さは、だれにも引き離せないほどのものになっている。それが第二次ラダム戦役の終結である。

テッカマン復活とはいえ、地球に接近するラダムと精神感応することが明白になったDボウイは、その存在が地球にとって脅威でもある。Dボウイは自らを幽閉し、地下でひっそりと身を隠しながらも、テッカマンの反乱で擁護にまわて火星送りになったフリーマンやノアルに代わって、ラダムの次の攻撃に備える地球製テッカマンの製造とスペースナイツの復活を画策する。その彼の意思を受け、表で行動するのがアキやホンダである。

一方、ラダムの脅威が去らないことが明白となった人類は、ますます地球に残る何万人ものテッカマンを迫害し始め、ついには民族紛争となり、独立戦争を仕掛けたテッカマンたちが、ラダム母艦から回収した別のテックシステムで何人かの戦闘テッカマンを作り出し戦争を開始する。それを鎮圧するべくアキとブレードが影で行動するも人数が多すぎた、指導者のテッカマンを殺したアキではあったたが騒乱を鎮圧するには到らず。
軍はプラハに反応弾の雨を降らせる。その核攻撃を指示した軍の最高司令官が、後にスペースナイツのメインのテッカマンとなるナターシャの父である。そのプラハでの騒乱制圧時にアキに救い出されたのがダービット(テッカマンゾナー)である。

確か、このプラハの悲劇が起きるのは第2次ラダム戦役から3年後(第1次ラダム戦役から5年後だったかな、LDに年表が載っていましたが・・・)。そしてブレード2のOVAの舞台はそれからさらに5年後となるのです。ブレード2でDボウイが姿を隠しているのも、テッカマンブレードを伝説の人として表に出さないのも全てこの第2次ラダム戦役での教訓からであり、本人の意思でもあり。また再フォーマットによって強化されたブレードは実際には単独で地球圏に出られるほどのパワーを持っている、おそらくあらゆる意味で依然最強のテッカマンである。OVAのブレード2でデットに殺されそうになったりのシーンもあるが、彼のラダム以外は殺したくないという精神的な部分が大きいかと。まあ、物語なんで、それはそれですが・・・

ここまで書いて思ったのですが、アキとDボウイの絆は肉体的なつながりも精神的なつながりも含めて、彼ら以外の人間には理解できないレベルの深い愛と精神の融合になっていると思うので、OVAの2でどれだけちゃらちゃら少女が憧れてちょろついても、あくまでも師弟関係以上にはなれないわけで、Dボウイがユミを見る目はロリコンでもなんでもなくて、自らに課した最後まで地球を守るという気持ち、ラダム戦役で生み出されてしまった悲劇のテッカマン達をなんとか救済する、という重い使命を果たすたす過程で出会った、かわいい弟子であり、ガラスの仮面の真澄がマヤを思う気持ちとはぜんぜん違うのだ(なんだなんだ?)。

火星に飛ばされてしまったノアルやフリーマンなどの旧スペースナイツを地球に呼び戻せるのか、執拗に襲ってくるラダムとどう決着をつけるのか?そもそも異星人テッカマンが来るということは、ラダムが外宇宙の知的生命体居住の星をつぎつぎ襲って支配しているのではないか、それで地球は未来永劫大丈夫なのか・・・など多くの疑問を残すわけですが、そのひとつの答えである小説版「水晶宮の少女」だったかと思います。こっちもラダムとの戦いに決着つくわけじゃないんですが・・・

実際には壮大な世界観を持つテッカマンブレードの世界、その中で確実に青春を生きているアキとDボウイの力強く生きる姿、揺るがない愛、そして悲劇の茨の道、この首尾一貫した筋書きは変わらず、こんなに重くかわいそうな運命の二人は居ないのですが、それでも二人で歩む道を選んだことで、この二人には心の平安と安らぎを得ているように見えます。批判が多いOVAのテッカマンブレード2ですが、アキとDボウイの関係、二人の描き方には間違いが無かったように思います。





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Last updated  2005.12.28 16:32:23
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