2010/03/04(木)19:45
アイガー北壁
モンベル会長のトークつき試写会で見ました。
会長は山登りが大好きなようで、生存率50%の山に登ったりしているツワモノ。
会長曰く、ハリウッド作品は、CGでありえないだろう?というシーンがよくあるそう。
でも、ドイツの合作映画なので、そこはドイツらしく、山登りのツワモノでも納得できるシーンが多いそう。
ナチスドイツ時代の山登りの服装は、もちろん現代のように市販されていないわけで、鉄を叩いて道具を作るシーンもあります。
服装もこれはないだろうというくらい軽装です。
会長がラストが終わって、5分は席を立てないとおっしゃっていましたが、そこまでではなかったです。
やはり、実話に基づいた話で、無理なCGがない分、どこか地味な感じがありました。
主人公2人の顔立ちも、ドイツらしいというか、超イケメンではないので、地味です。
しかも、恋人の女性も日本の女優さんに似ているものの、どこか地味。
地味な登場人物の物語なのに、クラシックの厳かな音楽が際立ちすぎと思えるシーンが前半にありました。
クラシックはドイツにとって、日本の演歌みたいなものだから、きっと普通に使えるのだとは思います。
ドイツ語の台詞は最初慣れなくて、話についていけませんでしたが、慣れれば、イッヒが心地よいリズムになります。
ハリウッド作品と比べると、地味なのが物足りなさを感じます。
イケメンか美人女優がいれば、画面が華やかになったと思います。
意外と、ハリウッドリメイクすると、ヒットしそうな予感。
ただ、山登りのシーンをリアルに引き受けてくれる俳優がいればの話。