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くぁぁ!まさかこんなことになるとは。今、俺の頭の中で奇跡が起きている。奇跡としか言えまい。こんな現象。
1、一日に1冊以上のペースで本を読む、読みたくなる。 2、同じ作家の本を連続して読み続ける。 3、本を4冊もまとめ買いする。 だって面白いんだもん。村山由佳。基本的に恋愛小説が多いのだけど、だから恥ずかしくて日記で内容についてあまり触れてないわけだけど、面白いものは面白い。 で今日。午前中は起きたのが9時半ごろでなんかだらだらしてるうちにすぎちゃった(最近多いな)ので、午後から立川へ。まっすぐオリオン書房へ行って村山由佳の本を探す。 そもそも昨日、へそくりが出てくるからだ。こんなに本をまとめ買いしたのは。アルバムの整理をしていた母が見つけたのだが、なんと1万円もあった(なぜか5千円札が2枚)。昔の俺の字で名前が書いてあり、俺のものになった。で、母が「これでしばらく本代はいいわね」というので、まあ俺も助かるのでいいということになった。当然といえば当然だが、今見つかるというのは本当に嬉しい。なにせ本が気兼ねなく買えるのだ。小遣いなど気にせずに。 そんなわけで、今日は立川のオリオン書房で「遠い背中」「翼~cry for the moon~」「もう一度デジャ・ヴ」「天使の卵~エンジェルズ エッグ~」の4冊をまとめて買った。多分2・3日で全部読んでしまうだろう。こう考えると、1万円なんてすぐかもしれない。しかも、このうち「遠い背中(おいしいコーヒーの入れ方6)」は買ってすぐに近くのミスドで読んでしまったのだ。つまり、あと3冊。「翼」はけっこうな厚みがあるので少し時間がかかりそうだが、他の2つは多分2~3時間で読めるくらいのものだろうから、まあどっちにしてもすぐだろうなぁ。 母には「純文学も読みなさいよ」などというが、今はそんな気分ではない。重たいのは今読んでもどうせ挫折する。乱読したいのだ。それに、村山由佳が書くような所謂「青春小説」ってのは、10年後に読んでも今ほどコないと思う。おっさんになったら分からなくなってしまう気がする。 「すべての雲は銀の…」の帯に書いてあった言葉「楽しいのに、人生について考えさせられる。こんな小説はそうあるものではない。」という言葉が思い出される。人生について考えさせられる、そこまで思いつめるかどうかは別にしても、等身大に近い年齢の主人公の悩みとか、考えって言うのは共感できるものが多い。 ところで、村山由佳は、当然ながら、女性だ。しかし、村山由佳の小説に描いてある男の心情というのは、驚くほど共感できる。「オトコゴコロ」が分かっている、とでも言えばいいだろうか。女性の一人よがり、男性像のようなものではない物言い、心情の変化が如実に読める。凄いな、と思う。もしかすると、世の中の女性というのは、みんなこんなにも俺たちの考えてることを読み取って生きているのだろうか、だとしたら、かなり怖い。等身大の主人公は、どこまで行っても等身大だ。 最近(といっても、一昨日から今日にかけて)読んだ「野生の風」もそうだった。物語自体はかなりぶっとんだものではあったが(ちなみに、なぜ3日もかかったかというと、おいしいコーヒーの入れ方シリーズを読む間につなぎのために買ったから)。 さあて、もう少し「村山ワールド」に浸るとすっかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月28日 20時03分16秒
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