くぁぁ。天使の卵ともう一度デジャ・ヴを１・２限で読みきってしまった。天使の卵は凄かった。悲しさやら切なさやらでマジで泣きそうになった。そんなことがあるか!!と思わず叫びそうになった。ぬぁぁ。恥ずかしい話だが、クライマックスに向かって話が動いていく間じゅう、胸がきりきりと締め付けられる思いがした。まさか本程度でこんな…と思うが、本当に心音が聞こえるくらいだった。授業中にね。ははは。おかげで今日の１２限の地理はまったく聞いてません。
あるもんだな。そんなことがあるんかいという人がいるが、ほんとにあるものはある。あるったらある。｢本で胸が締め付けられる｣とはね…我ながらなんとも。

｢もう一度デジャヴ｣は、他の作品との微妙なカラミがあって、そういう意味でも楽しめました。

で、昨日買ってきたうちの最後の１冊｢翼～cry for the moon～｣を読み始めた。これは他のよりもはるかに分厚く(５００ページ以上ある)、しかも１ページあたりに字数も多そうで時間はかかりそうだが、村山由佳本人が自信作と語っている作品なので、きっと面白いだろう。目標は明日中、遅くてもあさってくらいには読み終わってるだろうな。

次に読みたいのは｢天使の梯子｣かな。友達が貸してくれるって言うし、まあすぐ読めそうだから借りちゃおう。基本的に人から本借りるってのはなんとなく気を遣うからあんま好きじゃないんだけど、その日のうちに返せば問題あるまい。文字通り｢天使の卵｣の続編だ。｢卵｣から１０年後の話らしい。
期待しよう。ほんとは買って読みたいんだけど…１５００円だしなぁ。高い。ハードカバーだしなぁ。ポケットに入らないってのはなんかや～なもんで。文庫の魅力っていうかね。安い小さいってのはいいです。

ちなみに、｢おいしいコーヒーの入れ方｣シリーズはまだ完結してなくて、現在ジャンプＪブックスという、所謂｢新書｣で８巻まで出てるのだけど、イラストが邪魔で買う気にならなかった。８巻でもまだ完結してないらしく、村山由佳のホームページで９巻が電子本として出てます。どこまで行くのやら。ていうかそれが全部文庫になるのを待ってたら大学卒業しちゃうかもしれませんね。それはやだなぁ。まあいいのかな。楽しめるか、って言われると今のような楽しみ方はできないような気がするけど。

なんか最近俺読書家だなぁ。村山由佳をひとしきり読んだらちょっと文学作品でも読もうかな。スイーツを食べたら、渋茶が欲しくなるのは俺だけではないでしょう。