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明日はいよいよ定演。
本番。 3年間なんてあっという間。 と言う話をよく聞くが、本当にすぐである。 頑張ろう。 俺は口が器用じゃないから、今日話を振られてもたいしたことは話せなかった。 もう少しいろいろ考えてはいたんだけどねぇ。どうせ振られるとは思ってたし。 少し、書くことにしよう。 俺は、3年前、卓球部に愛想を尽かし(ほんとに)、なんか音楽やりてーなーというなんともいい加減な理由でワグの門を叩いた。当時の指揮者のアキラ氏に「何かやりたい楽器ある?」と聞かれ、こともあろうに俺は「いや、別に、ってかよく知らないんです」と答えたのよね。懐かしい。俺もそんなだったのね。 当時は何も知らなかった(ほんとにほんとだ、全く知らなかった。てかビオラって何?状態。)けど、いつの間にかこんなになってしまった。 音楽にはまったのも、クラシックをこんなに聞くようになったのも、高校に入ってからだ。ほんとにこんなになるとは思っていなかった。 中学時代、誰が予想しただろうか。周りの誰も、両親も、自分でさえも想像も及ばなかった世界に足を踏み入れてしまった。 3年間もいると、まあいろんなことがあったよ。楽しいこともあったし、まあそれなりに辛いこともあった。でもやっぱり、(管分の話じゃないが)周りには常に「頑張ってるやつ」とか「楽しいやつ」ってのがいて、そういう連中に囲まれてるとなんだか続いちゃうんだな、これが。 まあなんやかんやで3年間やってきて、ゼロからのスタートだったとはいえ、楽器も結構弾けるようになったり、いい友達も得たし。 素晴らしい世界を見られたし。 そういう意味では(凄くいい意味でだけど)、高ワグも俺にはそろそろ潮時かな、って気がする。高ワグっていう場所は、100人ほどもの部員を抱えているにもかかわらず、案外狭い世界だ。外に対して全然開かれていない。部分的につながっているとはいえ、本当にごく一部でしかない。そういうことを考えたとき、ココは俺の居場所なのかな、と考えてしまう。でもだからってワグがいづらい場所かってことはなくて(なくもないか)、むしろある種長所なのかなって気もするし。 体育会だと、試合やら練習やらで他校という不特定多数とのつながりがあるし、らぷらすは常に未知の領域での交流が多々ある。ワグは、これまで俺が生きてきた世界の中では狭い部類に入る。多分。 そういう狭い世界の中で、いい意味で温室育ちのこのオケは、それだけのびやかに優雅に(?)音楽を楽しんでるってことなんだろうね。 俺は、高校3年間を過ごすのにとてもいい場所を選んだ。 ま、いつまでもこの温室の環境にぬくぬくと固執してるわけにも行かないし。 ほっといても時間はみんな平等にすぎていくから年も取るし。 そんなだから俺は多分明日泣かない。寂しくないかと言われれば寂しいし、悲しくないかと言われれば悲しくないことはない。だけど、俺はそんなことじゃ泣かない。もらい泣きは基本的にしないし。 発つ鳥跡を濁さず。 明日はいい演奏をして、綺麗にスマートに卒業したいもんですね。 なんだか話がよく分からん方向に逃げつつある。 まぁ最後に言いたいことはやはりひとつ。 ラフ2、イーゴリ、ルスラン、どれも難曲。 楽しんで、それでいて最高の演奏ができるよう、頑張ることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月18日 00時17分47秒
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