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のほほ~ん

のほほ~ん

出産

お産の始まりkisya

早朝4時ごろ目がさめた。
寝ぼけたままトイレへ・・。
なんだかお腹いたいなぁ・・。
クーラーでお腹こわしちゃった。
おなかもゆるいし・・・。
もう一度寝ようと思って布団に横になってもなかなかお腹の痛みが治らない。
・・・「妊娠してるし、正露丸はまずいかなぁ・・」
などと考えていた。
1時間くらいっ経ったところで「もしかして??」と思い出した。
でも私の中ではお腹こわした説のほうが強かった。
私は実家なのでとりあえず旦那にメールしてみる。
7:00頃旦那が実家に到着。
その頃母も起きてきた。
痛みは激しい生理痛ぐらいの痛みになっていた。
母は「なんでもっと早く起こさなかったの~?」と笑ってた。
旦那に痛みの間隔をはかってもらうと、すでに6分間隔。
痛みも強くなってるような・・。

陣痛kisya

これは陣痛だと気づいたとこで産院に電話。
「急がなくてもいいから、ゆっくり用意してきてください」とのこと。
言われたとおりゆっくり用意してたら結構お腹が痛くなってきた。
9:00すぎに産院に到着。
診察・・・
「おおっ・・・。5センチ開いてます。早かったらお昼過ぎに生まれるかも・・はい、入院」
といわれ、看護婦さんからは「すご~い!」との声。
えっへん!(威張ってる場合じゃないぞ~。)

とりあえず病室へ。
看護婦さんがきて色々質問する。
どうしても人と接する時は笑顔が癖(職業柄)になってる私は笑顔で応対。
「まだ笑顔がでてるから大丈夫ね~。」と看護婦さん。
いやいや結構痛いんですけど・・。
母と旦那が腰をさすってくれる。
今からどのくらいの痛みが待ち受けてるか想像できない。
何度か看護婦さんが様子を見に来てくれる・・
「1回診察してみましょう・・。」
感じのいい助産婦さんがきてくれた。
「分娩室が空いてるからここでしようか?」
えっ?分娩室ってことは分娩台の上?
ひえ~、なんか一気に緊張してきたぞ。
診察の結果8センチ開大。
「このまま分娩台にいようか」
といわれる・・。
ここで何人も赤ちゃんが産まれたんだなぁ・・・。
などど妄想にふけってる場合じゃないっ!
分娩室には誰も居ない・・・。私一人・・・。
だれも腰をさすってはくれない・・・。
お腹はどんどん痛くなるのに~~~!
だれか旦那を呼んでくれ~!
だれか私の腰をさすってくれ~!
仕方なく一人でひ~ひ~いいながら一人で腰をさすって耐えた。

分娩kisya

「旦那さんに来てもらおうか?」
やっと聞かれた。腰をさすってもらえる~!
白い手術服みたいのと帽子であらわれた旦那。
「大丈夫?」と聞く・・。
「痛い~!さすってぇ~!」
ちょっとさすってもらったとこで看護婦さんにいわれて退場・・。
診察をする。
「よ~し、いい感じになってきたので先生呼んでくるね」
と助産婦さん。
バタバタと分娩室のなかに看護婦さんが入ってくる。
いつの間にか旦那もいるし。
「来ちゃった~。」
ん?聞きなれた声・・母だった。
立ち会うことにしたらしい・・。

「はい、いきんでいいよ~」
イキミカタ?知らない・・。
切迫早産で母親学級にも行ってないし。
それを察したか助産婦さん
「私の言う通りにしてみてね。」と。
「痛みがきたら思い切り深呼吸してそれから力いれるよ。」
「はい。」とわたし・・
試しにやってみる。「う~ん」・・「声ださない」「あごは引く」
2回くらいいきんだかな?
「上手、上手、頭見えてきたよ。」
もうここまできたら出すしかないっ!!と思った。
力いっぱいう~ん!!
下の方で声が・・
助産婦さん「頭大きいですねぇ・・・」
先生「ね、やっぱり大きいねぇ・・。」
そんなこといってる場合じゃないってば!
私はその言葉に火をつけられ「頭がでかいなら思いっきりやってやる!」
う~ん!
う~ん!
「もういい、もういい、頭全部出てきたよ」
えっ?もう?と言う感じだった。
それからなんだかニュルっとでてきた。
少しして、大きな泣き声。
旦那をみると涙ためてなでなでしてくれていた。
そして母はビデオ係になっていた。
(出産の時もビデオ撮ってるので今見るとちょっと恐ろしい・・・)
「2時12分おめでとうございます」
「ありがとうございました」と私。
全身の力が抜けて涙がでた。
しばらくしてお腹の上にはじめてみるわが子。
触ってみた・・やわらかい・・。

体重3146グラム 身長49センチ元気な男の子が誕生した。



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