テーマ:DVD映画鑑賞(14208)
カテゴリ:洋画、邦画、海外ドラマ
泣くような映画は苦手なので、いつも敬遠しているんですが、これは本当に問題作ですね。
つい先日、TVでアメリカの社長が2週間だけ入れ替わっるって、番組がありました。 それぞれの会社の良いところを学んだり、入れ替わった社長の新しい目で更に会社をよくする。 そんなTVをみたんですが、その中で入れ替わった社長が、セクハラ社員に対し女性に謝りなさいとの言葉を言うのですが、女性蔑視をしている社員は一向に反省する様子もなく、しかたなく社長がその社員をクビにするシーンがありました。 この映画はセクハラ問題に立ち上がる女性を描いたものなのですが、そんな現実がいまも続いているのだなぁと実感します。 誰かが声にしないと何も変わらない、でも自分では声を出したくない。そんな葛藤のなか一人の女性が自立しながら自分の環境を変えていく姿には、本当にその勇気と強靱な精神力、そして廻りをも共感させていく情熱には心打たれます。 女性は母乳を与える必要が有る事も含め、どうしても子どもを育てなくてはならない義務が出来てしまい、家に縛られてしまいがちです。 だから男のように外に出て働くことが出来ない制限が出来てしまいます。 それが女性の自立を妨げているように思うわけですが、反面、女性もそれを甘んじている面もあるかもしれません。 しかし、その自立が出来ない立場を男は見下して観る傾向があるのは事実です。 それは言い換えれば、足元をみるとでもいいましょうか。 そんな環境に苦しんでいる女性も多いかと思いますが、それを勘違いして自分が劣っているなどと決して思って欲しくないです。 この映画の女性のように理不尽な男の扱いに決して負けないで欲しいなぁと。 頑張っている全ての女性にエールお送りたいと思います。 独断と偏見の評価は?:★★★★☆ ★★★★★ めちゃ面白い、何度でも見たい ★★★★☆ おすすめ映画 ★★★☆☆ そこそこ楽しめる映画 ★★☆☆☆ ん~、自分的にはどうなんだろ、悩む内容 ★☆☆☆☆ あんまお勧めできない ☆☆☆☆☆ はっきり言ってコメントできません 参考: スタンドアップ NORH COUNTRY 2005年/アメリカ ジャンル:洋画:ドラマ 収録時間:126分 監督: ニキ・カーロ 出演: フランシス・マクドーマンド ショーン・ビーン リチャード・ジェンキンス ジェレミー・レナー シャーリーズ・セロン シシー・スペイセク 全米で最初にセクシャルハラスメント訴訟に勝った実在の女性をモデルに映画化した感動ドラマ。主演は「モンスター」でアカデミー主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロン。監督は「クジラの島の少女」のニキ・カーロ。暴力夫と別れ、2人の子どもを連れて故郷の北ミネソタの町に戻ってきたジョージー・エイムズ。周囲の冷たい視線に耐え、自分一人の手で子どもたちを養うために彼女が選んだ仕事は鉱山労働者。しかし、同僚のほとんどを占める男性たちからの露骨で悪質な嫌がらせは、ジョージーの予想を遥かに上回る酷さだった…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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