森の葉っぱたち

こんにちは　いいお天気が続いています

　次男のクラスは　前日のお当番の人がストーブを消し忘れて帰宅し

昨日はストーブなしだったそうですけれど

全然寒くなかったそうです

本日　karkoさんの　メッチャ素敵な　「　お気楽・道楽　お人形遊び　」　にリンクさせていただきました

本当にとっても素敵です

どうか　ご訪問下さいね　

http://petat.com/users/taka-ka/index.html

今朝は　こんな子　撮ってみました

１００年近く前に誕生した　ビスクのとわ（永久）君です

この子は　魔界といわれるeBayに秘かに生息していました

私はしっかり魔法をかけられて　ドキドキしながらこの子をお迎えしました

アメリカから　しかもショップでないところからビスクちゃんをお迎えするのは　ものすごく勇気がいりました

この子が無事着いた時　ヘナヘナとなりそうなくらいホッとした私の気持ちなんか露知らず

とわ君は　無邪気な笑顔で外を見ています

ねぇねぇ　お外は　お日様がキラキラで　空が真っ青だよ

お外に連れて行ってよ 

そうね　綺麗な朝ねぇ

じゃ　お帽子かぶってちょうだいな 

まぁ　かわいい

ママ　今日は暖かいから　ぼくこんな薄着でもぜぇ～んぜん寒くないよ

ってせりふは　ちょっと無理がありすぎますでしょーか・・・

あっ　飛行機の音がするよ

ぼく　一人で暗い箱に入って　飛行機で飛んできたんだよ

その後は車に乗って　一杯走ったけれど　ずっと暗いまんまで　外が見えなかったんだ

だから　ねぇねぇ　早くお外に連れて行ってよ

今朝の空は　本当に真っ青でした

あっ　飛行機が飛んでるのが見えるよ

冬でも緑の葉っぱが付いてるよ

この木も　葉っぱが緑だよ

ぼくみたいに小さい木だね

でも　ぼくと同じ位生きたら　この木は大きく大きくなって　空に届くかもしれないね

お日様の光って　こんなに明るくって　暖かいんだね

ママ　お外って　感激するもので一杯だね

嬉しくって　ぼく　もっともっと笑っちゃうよ

だって　すごくすごぉ～っく　嬉しいんだもの

とわ君はこの無邪気な笑顔で　どんな時代　どんな国　どんな人々を見てきたのでしょう

戦争もありました

飛行機が　爆弾を落とす機械であった時代もありました

今も　飛行機が人々の上に爆弾を落とし続けている国があります

人は　いずれこの世からいなくなる宿命を背負って

みんな　片時の命を生きているのに・・・

もっと学んで　争わずに生きればいいのに・・・

とわ君を最初に抱っこしてくれた女の子は

お姉さんになって　綺麗なお嫁さんになって

お母さんになって　お婆さんになって

そして　とわ君を残して天に帰ってしまったのかもしれない・・・

とわ君をお店で見つけて　大切なかわいい娘のために連れて帰った優しいお父さんは

とわ君も　女の子も知らない遠い戦場で　震える手で人を殺し

　自分も弾に当たって　

女の子の姿を胸いっぱいに思い浮かべながら　

誰も知らない涙を流して　亡くなってしまったかもしれない・・・

最愛の子の花嫁姿を見ることも無しに・・・

 とわ君は　何もかもをその小さな心にしまって

何も語らず　長い年月を　微笑みながら生きてきたのでしょう

どんなに悲しい時も　とわ君は泣くことができなかったんだね

とわ君を抱っこしていると　私の胸はいとしさで一杯になります

とわ君との生活が２年を越えました

とわ君はきっと私より長く生きることでしょう

爆弾を積んでいない飛行機が飛ぶ平和な青い空と　冬でも緑の葉をつけた小さな木と共に

その心のに片隅に

いとしい気持ちでとわ君を抱きしめた私の姿も刻んでくれたら　とても嬉しいと思います