2010/01/11(月)12:24
2010 1/1~2 極寒の明神平・雪中テン泊訓練に行ってきました☆
お正月って何?って感じで~元旦から早々出かけてきました。
道路は真っ白で車のワダチも無く。。。
駐車場に着くころには吹雪いている。。。
こんなんでも登るのか(??)
不安だけど歩き始めます。
すぐに雪は止んだけれど、凄い寒い。
こんないっぱいの雪、踏み跡も無い、いけるのか~?
アイゼンを着けていると、軽装の夫婦の登山の方が登ってこられた。
前になり後ろになり、山頂を目指した。
前を歩いている奥様が沢でコケテしまわれた。。。
冷たいだろうに。。。
明神の滝はまだ半分も凍っていない
樹氷はエビフライのように分厚い。。。
だけど、空は灰色。
雪が深くて道が隠れてしまっている。
トラバース道になってしまってチョット滑り落ちそう、
リカオの歩いた通りに歩く。歩幅が大きい。。。
うんしょ~こらしょ~♪
明神平に近ずくにつれて、風がゴーゴーって強くなる。
明神平、視界は悪~い。
御夫婦は即、下山される。
それがイイ~風の無いトコまで降りなきゃ御飯も食べれない~
天理大の小屋裏にテント設営。気温は-7度。
20m先にオレンジのテントが見える。
倒木の裏に誰かいる様子。ストックが雪に刺さっている。
雪を落としてテントに入って~お米の吸水、荷物のかたずけ。
全ての物を大きいビニール袋に包む。
手持ち品はスーパーのビニールに入れて括る。
こうしないと結露で濡れて凍るのだ。
靴もビニールに入れてテントの中に。
着替える。というか着込む。
寒くて脱げない。。。+ウールシャツ+インナーダウン+ダウンジャケットを着る。
下半身だけ頑張ってCW-Xを脱いでエクスペパッチ+タイツ+ダウン+オーバーズボン。
ソックスは2重+像足。コロコロで転がりそう^^
私はリカオより上下とも1枚ずつ多いのだ。。。
そしてシュラフを座布団にして~も寒い。
まずはコーヒーを飲むのだ。
火を炊くと一気に暑い~~ダウンを脱いだ。けど下半身は寒い。
テントの外は強風が、どんどん強くなって行く。
ゴォ~ゴォ~~
チョット早いけど~もう何処にも行く気はしない。。。
『前山にでも~』と、
言い出すリカオを無視して、御飯に火をつける。
お鍋準備を始める。
明るい間にヘッデンを忘れずに装着(゚(エ)゚)v
チャンコ鍋なのだけど、いろいろ忘れた。鍋敷きのコルクの板を忘れた。ソーセージ・エノキ・モヤシ・水菜・・・忘れたw
ツミレやらの具を少し残して出汁と一緒にジップロックに保存。朝の雑炊にするのだ。
御飯も鍋ごと袋に入れてシュラフの中へ。
食器類はペーパーで吹いてかたずける。
コーヒーを飲んで一段落^^
寝る準備だ。水は2人の間に挟んで~
シュラフに入ると、もう寒すぎて出れない。
リカオはすぐに体が温まるみたいで、どんどん脱いでいく。
インナーダウン・ダウンズボン、像足、ソックス。。。
私は無理。。。
なかなか温まらない~汗かきだから(??)それでもユックリだけれど温もってきて、一枚ずつ脱いでいける^^
洗濯機の中にいるような、日本海の海鳴りのような、唸る風が続いていた。
雪はそうでもなさそうな。。。時折、パサパサッっと雪が落ちていく音。
小屋の屋根からどさっと落ちてきませんように。。。( ̄(エ) ̄ )zzz
今日はスノーシューじゃなくて、新兵器のワカン装着~☆
オレンジテントの人は男性二人組。今日下山されるという。
31日から2泊されていたそうだ。
私たちは明神岳に行くのだ。
視界は20mも無いくらい。カナリの雪。
きゃ~~♪
ヽ( ^(エ)^)ノ
帰りは巻き道で帰ってきた^^
テントに戻って、焼き立てパン屋さんのパンを炙ってカップスープでお昼。
だれか登ってきた様だ。
隣でバーナーの音がする。
12時 テント撤収。
お隣の人が、帰っていかれた。
昨日よりマシだけど、天候は快復しないなぁ。。。
下山開始。。。
入れ違いで、6~7人組みパーティーが登ってきた。
水場まで降りてきたら。。。風が無くなった。。。
少しづつ。。。晴れ間が見えてきた。。。
今年のお正月は、始めて雪山で過ごした。
雪のテント泊って~とっても大変だった。
テントの中に雪がどうしても入ってしまう。。。
暖かくして眠る分、結露が凄い。。。そして凍るのだ。
難儀だったわぁ~
そして御馳走が無い。。。
次はお雑煮用意するかなぁ。。。
はぁ~楽しかった( ゚(エ)゚)v