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2009/06/29(月)01:43

伊達の伝統料理 1-2

伊達の伝統料理(2)

昨日、青葉山で頂いてきた、 伊達の伝統料理の献立をご紹介します。 250年も前、伊達5代吉村の大番役であった 『橘川房常』が書いた料理集を、 千葉大名誉教授 松下幸子さんが翻刻。 それを、古典料理研究の佐藤敬三さんが監修して 作られた和の膳  水無月の仙台藩古典料理弁当です。 右上 膾(なます)・・・お刺身です。     白身の魚に鯛の子をからめ、わさびにお醤油ではなく      炒り酒をつけて頂きます。炒り酒は酒を沸かし鰹節、      梅干しを加えて煮詰めたもの。      酸味・塩分・旨みが絶妙。いい塩梅の調味料です。 右下 油物・・・揚げ真薯 左上 焼き物・・・ブリ焼き・煮梅 左下 肴四種・・・茄子ぢんだ・小魚南蛮漬け・たたきごぼう雲丹焼・利休玉子 飯・・・甲比丹飯(かぴたん飯・キャプテンの意味だそうです)     宛字でなぜキャプテンなのかは不明、斜め右のすまし汁をかけて頂きます。     海苔・炒り鰹・胡麻・山椒・クコの実がのっています。 甘味・・・蕨もち・大豆粉・黒蜜 古典料理研究家の 佐藤敬三先生曰く 手間暇がかかるので、この御時世採算は合いません。 それでも、これまで伝わってきた伊達の伝統料理を 受け継いで作ってくれる人が欲しいと・・・                 

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