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2011年10月05日
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カテゴリ:ねこ

10月2日 日曜日。
朝 一番でぶっちゃんを病院に連れて行きました。昨日、自転車を押して帰ったけれど、揺れるのはあんまり変わらない感じだったので、走っていくことにしました。こう やって、何度往復することになるんだろう? そのときは、そんなふうに思っていました。できるだけ段差の少ない道を選んで・・・幸いにも、雨も降らず、過ごしやすい秋の日でした。

一夜明けたぶっちゃんに大きな変化はありませんでした。ただ、ほとんどじっとしていて、穏やかに過ごしていました。お水をやると、ちょっとだけ飲みました。ほかの猫たちは、ちょっと様子を見に来ることはあっても、あんまり近づくことはありませんでした。

温かくして寝たためか、ぶっちゃんの太ももは少し暖かく感じましたが、腿の内側の脈は触れず、回復のきざしは見えませんでした。今日は日曜日のため、夕方の早い時間に病院が閉まるので、その時間まで治療しながら預かってもらうことになりました。昨日からちょっと強い薬を使ってもらっているのですが、あまり変化はないようです。足の爪が黒っぽくなってきたようですが、もともと、肉球と爪はブチ模様だったので、あんまりわかりませんでした。

ま た、 文化祭に行って、家に帰りました。朝、下半身の動かないぶっちゃんを籠に入れるのが難しくなってきていたので、新しいペットキャリーを買うことにしまし た。家には、籐の籠とプラスチックの籠があったのですが、比較的大きなプラのほうは自転車の後ろ籠に入らないし、固いので、ソフトキャリーを新調することにしました。
Sサイズだとほかの猫の重量オーバーになるので、Mサイズです。そのままでは後ろ籠に入らなかったので、床材の中身のウレタンを少し切りました。自転車の後ろ籠になんとか嵌るようになりました。

日曜日の夜の担当は、いつもの院長先生ではなく、女の先生でした。最初の日も次の日も、ぶっちゃんの状況はよく看てくださっています。ぶっちゃんに一見変化 はないようでしたが、「上半身も、うっ血してきているようで、動きにくくなってるようです」とのこと。血液検査のために、ちょっぴり腕の毛を剃られているのですが、紫色っぽくなっていました。でも、もともと、白い毛の下がどんな色だったのか、見たことはなかったので、実感はわきませんでした。

女の先生と、もう一度、話をしました。まだ、完全に希望がなくなったわけではないけれど、あまり良い方向に向かっているわけではないこと。いつ、どんなことになっても、もうおかしくないこと。ただ、今、状態は安定しているので、何もないこともあるし、万が一でも苦しんだりしないで、そのまま・・・という可能性が高いこと。もし、あまり様子が苦しいようであれば、病院に連絡してくださいということでした。そうなったときには、蘇生しようとしても、病気の原因が原因だけに、あまり意味がないということも話してくださいました。ぶっちゃんにこれ以上の苦しみを与えるのは、私も本望ではありません。その時がきたら、見守るしかないと思いました。でも、明日、一番に病院に来ること、来週一週間の予定なども相談して、病院を後にしました。

確かに、ぶっちゃんの元気は、かなりダウンしているようにも見えました。でも、反応はあってキャリーに入れるのをちょっと嫌がったりもしました。新しいキャリーに、行きに使ったバスタオルを入れて、ぶっちゃんを入れました。

病院から帰ったぶっちゃんは、ソファーで大好きなお父さんに抱っこされました。そうやっていると、元気な時のぶっちゃんと何も変わりがないように見えまし た。食事の時間までは、バスタオルの上にペットシーツを置いて、そのうえでパソコンのお部屋でお父さんのそばにいました。お水を飲むかなと思って口元まで 持っていきましたが、自分で飲むことはできないようでした。口につけてやると、パクパクはしましたが、あんまり欲しそうではないのであきらめました。
発病してから、お水はちょっと口にしましたが、飲まず食わずです。ただ、猫の場合、飲まず食わずで2週間くらい大丈夫だったりするので、輸液で栄養を入れたりするのは、まだ先で良いのだそうです。

夜も更けてきたので、ベッドに移動しました。息子は文化祭の打ち上げで、まだ帰っていません。私とお父さんはぶっちゃんを看ながら、寝室のテレビを見ていました。
ぶっちゃんは相変わらずの様子でしたが、少し、呼吸が早くなっていました。9時半ごろ、息子から「帰る」とメールがありました。母に話に行ったりして戻ってくると、しばらくして、異臭がしました。タオルケットを外してみると、茶色い色の濃いおしっこがペットシーツに流れていました。どれだけのものが身体の中にあったのかと思うほど、たくさん、あふれてきました。
白い毛にべったり茶色い液体がついてしまったので、ペットシーツを交換して、濡れたタオルと乾いたタオルで何度も交互に拭きました。「きれいなネコになっておこうね」
他の猫をなめてあげるのは好きだけど、自分のことは、あんまりお手入れを念入りにしない猫でした。
その後も、身体の中から、ずっと茶色い液体はこぼれ落ちてきました。

「ぶっちゃん、ありがとう。うちの猫でいてくれてありがとう。ぶっちゃんはかわいいよ。大好き・・・」思いつくだけの言葉をずっとかけてやりました。昨日から、ずっとお話してましたが、ぶっちゃんはじっと聞いていてくれました。

お父さんが声をかけると、声は出ませんでしたが、パクパクと返事をするように口を動かしました。「ぶっちゃん」と、声をかけると、いつもお返事してくれた猫です。大好きなお父さんに何か言いたかったのかもしれません。

10時を過ぎて、息子が帰ってきました。息は早くなってきたけれど、そのままぶっちゃんは寝ていました。息子がお風呂に入っていると、呼吸が弱くなってきました。お父さんは息子を呼びました。
弱い呼吸が止まりました。でも、まだそのときは、まだ口を動かしていました。息子が来て、なでていると、しばらくして本当に動かなくなりました。

しばらくは息子とふたりで、汚れたところを拭いてやったり、なでてやったりしました。
いつも寝ていた寝室の通路に、バスタオルとシートを敷いて、寝かせてやりました。ここの場所は、風が通るのがお気に入りだったのか、日中を過ごす時も、寝る時も、よくぶっちゃんがいたところです。

ちょこは、動かないぶっちゃんのところに来ると、ちょっとクンクンして「ふーっ!」と、怒りました。しゃとらんは、そーっとやってきて匂いを嗅ぐと、ふっとわからないような顔をして、すっと向こうに行ってしまいました。

(つづく) 






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最終更新日  2011年10月05日 15時03分17秒
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