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やざわの日記 「IとSheを煮詰めて」

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2010/03/21
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テーマ:たわごと(26663)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今週は動きがいろいろあった。上京した娘が(これから娘のことをチャッピーと呼ぶことにしよう)来て部屋を片付けていった。もう7年余り、ほとんど模様替えもせず変わり映えのしない部屋だったが、チャッピーの要望で部屋の変色したポスターやら写真やらをみなはがした。色あせたのれんやなんかもチャッピーが取っ払ってしまった。台所の古い食料品(まだ十分、食えば食える)もみな処分してしまった。普段使っていた愛用品も「ついでに」みたいな感じでみな捨てられた。結構愛着ある品もあったのだが・・・。希望に満ちた新生活を始めるゾ!ということでチャッピーはとにかくみな自分好みに一新したいのだろう。ま、いっか。物は物。あの世に持ってけるわけのものじゃなし。この辺でなじみの品々にお別れするのもいいかもね。なかなか自分では捨てられないものだ。人間本来無一物。
冷蔵庫にも見慣れない食品が増え始めた。おおげさに言えばまさに「黒船来襲」。自由気ままな中年生活に突然「若者文化」が押し寄せてきた。これからいろいろカルチャーショックがあることだろう。いい刺激になるかもしらん。ボケ防止じゃ。あまり拒否反応を示さず受け止めてゆければと思う。あまりけんかして「プチ家出」されても困るしな。
職場はとうとう異動の日が来た。みなさんさようなら。ごきげんよう。好きな人も好かん人もおったけど、とりあえず「ノーサイド」だ。新任地でのご健勝を祈ります。上司の退官パーティーもあり、ご経歴を改めてうかがうと世界をまたにかけて活躍されたまことに輝かしいキャリアである。俺など足元にも及ばない。太陽とロウソクくらいの差があるな。同じ人間なのに努力の差と言うのは数十年でこんなに違いを生むものなのである。若い頃の志が如何に大切か、もう手遅れだがつくづく思い知らされる。
うちの課もその任を一応終え、編成替えで事実上解散となった。一年ばかりではあったがほんとにいろんなことがあったな。暗闇を手探りで進んだ春、炎天下汗にまみれて泥濘のぬかるみを進んだ夏、裏切り寝返り想定外の連続にみなブチ切れ寸前、涙をこらえて頑張った秋、翼ギシギシ空中分解玉砕覚悟で突撃吶喊、満身創痍でゴールになだれ込んだ冬。そして・・・春。またあのときの桜が咲こうとしている。
この間、最前線で日々悪戦苦闘する同僚の後ろをおどおどオロオロしながらくっついていったのが俺だった。年相応のスペックもなく、できることはせっせとしたつもりだが、一体全体役に立っていたのかどうか。まったく内心忸怩たる思いである。
春からまた新しい課で仕事することになった。幸い知った人間が多く新たに入ってくることになっていて、気分的には少しリラックスして仕事できるかな。相変わらずの低スペックではあるが、課に少しでも貢献できるようがんばりたい。
昔の部下Kが転勤となり、送別に一杯やった。前の部署が同じで、たまたま今年もまた同じ建物での勤務になり、よく顔をあわせていた。派手にバリバリやるタイプではなく、目立たないおとなしめの男だったが、俺とはわりと波長が合っていて、話をするのがいつも楽しかった。その夜も四方山話に花が咲き、気分良く酔いが回り、調子に乗って2軒も回って飲みすぎて帰りには半年ぶりにゲロってしまった。Aha!今度はKはちょっと遠方へ行く。あばよ、K、元気でな。またいつか一緒に飲もうぜ。早く嫁さん見つけろよ。

うちの嫁さんはホワイトデーだからバレンタインのチョコ代を払えと言う。この「お返し」の習慣には私は前から疑問を抱いており、「来年は高級なのでなくて100円の板チョコでいいぞ。お返しは今年限り。」ととうとう言ってしまった。案の定カチンと来たらしく「じゃチョコも今年限り!」だって。

義理チョコも、今年限りのほろ苦さ。

でもボクは信じている。彼女はきっと来年もチョコをくれると。ボクを愛しているから、かもしれないし、何より義理は果たさずにはいられない「律儀な」性格(タチ)の人だから。

義理と愛、溶け合うチョコの 味深し。

「愛です、愛です。」と言って止まない鳩山首相はこの期に及んでもまだ沖縄普天間基地の移設先を明言しない。これまでいかにも愛情深そうに「沖縄県民の思いを大事に・・・云々」「私を信じて・・・云々」。しかしふたを開けてみれば政府案は沖縄県内に基地の一部をたらい回しする内容だという。鳩山首相の「愛」を信じた沖縄県民の思いは思い切り裏切られようとしている。無残に打ち砕かれようとしている。単に希望が打ち砕かれたというにとどまらず、首相が黙っていれば実現するはずだった日米による負担軽減策さえも首相に対する米側の不信感から白紙に戻りかねないというのだから鳩山首相の「愛」は2重に悲劇的な結果をもたらそうとしている。

「地獄への道は善意で舗装されている
(Hell is paved with good intentions.)」

できもしないことを「必ずやる」と言う政治家が如何に人々に害悪をもたらすかというこれは典型的な例である。どうするつもりなんだろう。常々腹立たしく思うのは「人々を混乱させるから黙っている」と言ってはばからない政治家としてあるまじき卑怯な態度である。議論を嫌う逃げ腰かつファッショ的体質、「知らしむべからず、よらしむべし」という国民を愚弄する姿勢である。
沖縄の人にとっては文字通り命のかかった問題ではないか。それを、話し合うことができないように「候補地を隠し通す」とはとんでもない話である。しかも締め切りが決まっている。どうするつもりなんだろう。ぎりぎりまで隠し通しておいて突然、「ここに決まりました。話し合う時間はもうありません。」と言われる候補地の人々こそたまらんではないか。絶対に血を見るぞ。その時政府は誰の首で購おうというのか。
あるいは水面下で何かが進んでいるのか。候補地の人々は基地がある間は税金をタダにしますとか、年金を倍にするとか。それこそ鳩山政権が日ごろ暴いて止まない「密約」を自ら交わそうと目論んでいるのだろうか。
民主党が「非民主」党であることは生方氏の一件を見ても明らかである。言論封殺が好きでたまらないのだ。大事なことほど議論しない、させない。ほんとに恐ろしいことである。ヒトラーが民主的に選ばれたことを思い出す。あるいはすでに悲劇的な歴史の幕は上がっているのではないだろうか。その時そこにいた人にはそれが歴史の転換点であることは案外分からないものだという。

みんなと10キロ走った。1時間弱で完走。最後はひざがチクチク痛かった。でも、これならまだ大丈夫かな。





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最終更新日  2010/03/21 07:50:20 AM
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