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やざわの日記 「IとSheを煮詰めて」

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2010/08/09
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テーマ:たわごと(26716)
カテゴリ:カテゴリ未分類
久しぶりに岩手よりお送りしております。

最後の一週間もすったもんだ。相変わらず「あれはどうなっとる、これはすぐやっとけ、大至急これを何とかしろ!」みたいな上司の波状攻撃に翻弄されまくった。「ハイ、ハイ」とやったような白っぱくれたような対応で逃げ切ってしまった。変なところだけうまくなってしまったよ。もういい。とにかく束の間の平和だ。

田舎も暑い。冷房もよう効かんで扇風機でふうふう。夜はもうなんも掛けんで寝てる。スイカやらとうもろこしやら季節の幸は豊かでうまい。存分にふるさとの味覚を味わう。

息子の進路指導。

この間腰をやってしまってあわや手術かと気をもんだが、だいぶ良くなったようで特に生活には支障もなく一安心。寝てばかりいてちっとも勉強しないので説教がてら進路指導。大学に行かんと言っていたと思ったが、自分が結構クラスで成績いいのに気を良くしたか、絶対行かんというわけじゃないとかなんとか段々色気が出てきた。私立大学はどこも火の車でちょっと成績がよければどこでもほとんど無試験で入れてくれるようだ。向こうにしてみればとにかく来てきちんと金さえ払ってくれれば誰でもいいわけだから極端な話入学試験なんかどうでも良いのかもしれない。だから大学という話もあるのかもね。少し話しが複雑になってきたよ。

高校の同級生は卒業後すぐ就職して通信制で大学を卒業した。なかなかできるこっちゃない。頭のいい努力家のあいつだったからこそできたこと。ほんと尊敬している。息子もそんな道を歩んでくれたらありがたいが。

とにかく入社試験とかは秋口から始まるわけだから実質的にあと一年そこそこ。多少成績は良いものの、生活はだらけてるし、まともな文章もかけるのか怪しい。時事にもうとい。首相の名も知らない。なんぼなんでももうちょっとちゃんとしないと雇ってくれないぞ。だらだら11時間も寝るのをやめて、一日に何時間でも社会に出るための勉強をしたらどうだ、と切々と語って聞かせた。多少感じたところあったか次の日は早く起きて何かやってたようだ。ぜひ習慣化してほしい。一年続ければだいぶ違うさ。

夏休みは中国の古典「紅楼夢」を原文で読むぞと張り切っていた。原文といっても中国の子供向けのダイジェスト版だから歯が立たんことはあるまいと高をくくっていたが、いざ読み始めたら全然だめ。部分的に分かる文章はあるものの、全体に何がどうなっているのかさっぱり頭に入ってこない。一回全訳を読んだので大まかなストーリーはぼんやりと頭に入ってはいるが、今がそれのどの場面なのかがすーっと入ってこない。

「狐とブドウ」じゃないけど大体そもそも「紅楼夢」はそんなに血沸き肉踊るようなエキサイティングな物語じゃないんだよな。詩文の良し悪しをあれこれ論じあうような場面が多くてなんかよく分からない。実感として「面白い!」と思えない。

中国人の子供はこの堅苦しい小難しい物語を夢中になって読むというのだろうか。だとしたらもう俺の中国語は絶望的なまでにレベルが低いということになる。仮にも30年近くもこつこつやってきたというのに現地の子童(こわらべ)のレベルにさえ及ばないのだ。

観念してもう読むのはやめた。わけ分からん物語に四苦八苦するより「聴く中国語」でもおさらいしていたほうがましだ。貴重な「お休み」なんだから。

「お休み」の定番はやっぱり映画。週末「トゥームレイダー」に「剣岳 点の記」と話題作が続けてテレビ放映されて両方見た。面白かったな。

「トゥームレイダー」は今や大女優のアンジェリーナ・ジョリーのヒット作。2も作られた。お話は荒唐無稽、支離滅裂、なんでもありの正真正銘のB級映画だけど、とにかくアンジーがメチャクチャカッコよく、それだけですべてが許されてしまう。

エキゾチックな顔立ち、グラマラスなボディ、セクシーで、キュートで、クールで、ワイルドで、柳眉を吊り上げてマシンガンをぶっ放して敵を片っ端からなぎ倒す姿は見ているだけでへなへなとなってしまう。両腿に拳銃を引っさげ、サングラス掛けて長い髪をなびかせてジャングルをバギーで爆走する姿はもはや神々しくさえある。とにかくカッコいい。アイ・ラブ。アンジ-!先日は日本に最新作「ソルト」の宣伝に来た。ぜひ見に行きたいねえ。

「剣岳」は昨年ときました。公開されるや絶賛の嵐を呼び、数々の賞に輝いたヒット作。期待して見たが人気は伊達じゃなかった。明治の時代に日本地図最後の空白を埋めるため、命を掛けて前人未到の剣岳に挑んだ男たちの物語。男の意気地、気骨、魂が伝わってきた。いい映画でした。ライバルたちと固い絆を結ぶラストシーンが非常に感動的。ジンと来ました。

息を呑むばかりの大自然の美しさ、大自然の猛威も必見。特に雲海に沈む真っ赤な夕日には心底感動した。日本でもあんなダイナミックな美しい景色を見ることができるのだ。俺も山に登りたくなった。ほんとに。

甲子園、岩手代表一関学院は、残念ながら石川県代表遊学館高校に11-0で敗れ、初戦突破ならず。途中まで互角の勝負だったのに6回、緊張の糸が切れたか急に守備がガタガタになり、そこをポカスカ打たれてたちまち勝負が決まってしまった。あいもとはずるずる、好き放題にやられて大差で完敗。なかなか毎年旋風を、って訳には行かないなあ。県勢の来年の活躍に期待!





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最終更新日  2010/08/09 05:45:05 PM
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