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やざわの日記 「IとSheを煮詰めて」

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2011/01/29
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今週は俺が仕切るイベントがあり、なんとか無事に果たし終えた。ここ数週間、この準備で計画練ったり調整に回ったりして忙しかったが、回りの積極的な協力を得て予想以上にスムーズに進んだ。ちょっとドキッとするトラブルもあったけど。まだこれから3月のさらなるビッグイベントに向けて一層頑張らなくてはならない。良きスタートは半ば成功。
なんでこう、割と、いつになく前向きかと言うと、どうやら、どうやら、上司は異動しそうなのだ!!更衣室でそんな話が出た。「この情報は確度高いですよ」結構上の方から漏れ伝わった話だというのである。他所に出したかったけど「御免こうむる」と断られたということでガックリ来てたんだけど、それなら所内で回そうと言うことになり、違う建物に行くらしい。どこでもいい。とにかく俺の隣から消えてくれさえすれば隣の部屋だろうと屋上だろうと地下室だろうとかまやせぬ。この話を聞き、急に目の前が開けるような気持ちがした。ほんとにその朝だって通勤中ずっと辞めようか死のうかとウジウジ考えていたほどであった。生きる希望がわいてきた。この話、どうかどうか実現してほしい。神様、お願い!が、好事魔多し。2月の内示発表まで期待と不安が交錯する。
国会が始まり、冒頭から与野党は対立ムード。首相が質問に答え忘れたり、外相が原稿早口棒読みだったり、与党側の不手際が目立つ。「もっとまじめにやらんかい!」野党の批判を受けて「イラ管」もヒートアップ。「なにを!」と野党は早速予算案審議拒否。外相は「解散は近い」と派閥の面々に語ったとか。管政権は綱渡りどころか糸渡り状態。
そんな中、首相の口からボロリと漏れた「そういうことに疎いもんで」発言。
開いた口がふさがらないとはまさにこのこと。これが、気が遠くなりそうな900兆円もの借金抱えて財政再建待ったなしの国の首相の、世界で最も権威ある格付け会社「S&P」による日本国債の格下げ評価についてのコメント第一声なのだ。情けないにもほどがある。戦争直前、「欧州の天地は複雑怪奇」とつぶやいて平沼内閣は退陣した。「SS-20って何だ?」と福田首相(親父の方)は日独首脳会談で首を傾げた。(SSー20は欧州を震撼させていたソ連(当時)の中距離核ミサイルの名称)んでもって、とうとう「S&Pって何だ?」ってとこまで来たわけだ。記者会見でこんな聞いたほうが思わずひっくり返ってしまうようなことを堂々とのたもうあたりが度し難い。この発言だけをもってしても今回の格下げは十分すぎるほど妥当であったと言えよう。要するに日本の首相は常に、外交音痴であり、経済音痴だということだ。そうでなければそもそも900兆円もの借金を抱える羽目になるわけがあるまい。とにかくまったくいい日本の恥さらしであった。その後の言い訳も見苦しいばかり。日本の行く末は暗いよ。
去年の国内の映画興行収益は2200億円と史上最高を記録したそうだ。「アバター」をはじめとする「3D」が次々大ヒットしたおかげだという。映画は大好きだから業界がにぎわうことはうれしいが、「3D」はあんまり大したことじゃないと思っている。たとえ「3D」だろうと下らん映画は下らん。名画は白黒だって名画だ。たとえあと100年経っても「アバター」や「海猿」の評価が「市民ケーン」や「二十四の瞳」を越える事は絶対にない。「3D」かどうかということは映画産業の収益に関わることではあっても映画芸術の本質に関わる問題じゃない。人々の心の中でよみがえる名場面は「3D」ではない。あまり「3D」に引っ張られず映画の作り手は何よりも先ず「いい映画を作る」ことに専念してほしいと思う。「3D」でなくとも、大画面でなくとも、カラーでなくてさえ、いいと思う。心に残るいい映画を作ってほしい。
インフルエンザはますます猛威を振るい、職場でも病欠が後を絶たない。人間だけでなく鳥の方もインフルエンザ。各地で何万羽、何十万羽という鶏が処分されている。養鶏場経営者にとってはもう身を引き裂かれるような思いであろう。去年に引き続き今年もだというのだから、天を恨み、地を呪い、家族共々悲嘆にくれていることだろう。一刻も早い収束を願うばかりである。九州では火山も噴火し、灰がかぶさって農産物がだめになったりしているらしい。ほんとに第1次産業は天災に悩まされるものだ。管首相の唱えるTPPへの加入は彼らにとっては人災であろう。日本の農業再生の道は険しい。世界的に見れば食糧価格は高騰。小麦も上がる、砂糖も上がる、コーヒーも上がる。ほんとにやがて「金を積んでも」食べ物が手に入らない時代が来るのかもしれない。食べ物が、獲れず、買えず、作れず、北朝鮮みたいに国民がばたばた餓死する。悪夢だな。悪夢だが、あながち夢物語ではないかもしれない。
中東ではチュニジアで政変が起き、独裁政権が国民の手によって倒された。これが連鎖を引き起こし、エジプトやイエメンでも大規模反政府デモが起きている。世界的な不況に加えて食品の高騰。失業と飢えに苦しむ人々のやるせない怒りの矛先は当然政府に向かう。しかしたとえ独裁政権が倒れて民主的な政府になっても失業と物価高騰は多分そう簡単には解決しない。ベルサイユ条約後のドイツみたいなもんだ。帝政が倒れ、民主政府が倒れた後に登場したのはヒットラー率いるナチスであった。なにやらきな臭いにおいがする。いつか来た道。歴史は繰り返すのか。
娘は試験が終わったら春休み。妙高だかにスノボしに行って、その後は免許取りに行くんだと。ルンルン気分の彼女には日本も世界もどこ吹く風だ。
少女老い易く、学成り難し。






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最終更新日  2011/01/29 05:42:44 AM
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