先生のラグビー日記

2009/08/26(水)16:59

読了

まとまった文章を書いた経験のある方なら、たぶん共感していただけると思うが、書き終えた後は本当に頭が空っぽになったように感じる。これは僕のような才能のない人間だけの現象かと思ったら、大学院時代の指導教授も同じような話をしていた。次から次へと作品を出し続ける作家の頭中はどうなっているのだろう、と考えてしまう。 発信したら蓄積しなければならない―これも先生の教えである。そんなわけで、8月後半は(とある事情で満足に動けなかったというのもあって)意識して本を読んだ。面白かったのはこれ。 エビデンス主義 その中に紹介されていたこれも面白かった。 ヤバい経済学 「経済学」とあるが、全く経済学門外漢の僕でも一気に読めた。心のまっすぐな学校の先生が読んだら起こるような内容が次々登場するが、荒唐無稽な話ではないし、むしろ、物事の因果関係を単純に割り切るのは危険だと改めて考えさせてもらえるという点でいい本だと思う(僕が「心のまっすぐな学校の先生」であるか否かの問題は棚に上げておく)。 次の課題は、頭に充電した内容が漏電しないようにすることだね

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