美術の道へ
描く子http://plaza.rakuten.co.jp/moriyumi/80002歳のときの絵高校2年のときのデッサンこの子の絵はとても好きだった。のびのびしていて大胆で、画面からはみだすことがよくあった。表現力に自由と豊かさ、強さを感じていた。今年高校3年になった彼女は、美術科を受験することに決め、昨年秋からぼちぼち、美大受験予備校に通ってデッサンなどをしている。私は子供たちが歩けるようになる前からペンやクレヨンを持たせ、自由に描かせていた。普通の家庭では考えられないと思うが、どこに絵を描いてもいい、という状態にしていたので、食卓テーブルや壁や床にも落書きがあり、私はそれを楽しんでいた。どんな子供の絵も天使が描いたようにのびやかに自由で楽しい。それは実家に引っ越すまで続いた。実家ではさすがにそういうわけにもいかず、上の写真のように、大きな紙を広げて描いていた。それでもいつも紙を用意し、きょうだい3人、無数と思えるほどの絵を描いた。あるとき、地下道を歩いていたら、壁にのびのびした子供の絵が貼ってあった。これはいい、と思い、私はその絵の教室に子供たちを通わせることを即決した。http://www.mahounoefude.com/先生たちは、アーティストだったり、アーティストの卵だったり、美術科の学生だったりした。彼らは様々な遊びや技術を通して、創造性と表現力を豊かにしてくれた。そうこうするうち、長男は野球を始めたことをきっかけに絵を描かなくなり、長女は高校受験を決めた頃から、受験勉強でそれどころではなくなって絵を離れた。そして次女は、高校2年の夏に美術科を受験することを決めたので、私は絵の先生に相談し、美大受験予備校を紹介してもらった。絵の先生は、芸大を目指せ、というのだけれど、私にはあまりに遠い世界のことに感じて、娘に積極的に薦められなかったので、先生が言ったことを娘にそのまま伝えて、本人の意向に任せることにした。娘は結局、地元の美術科を受けることにしたのだけれど、それでも私は、いったい娘の力がどのくらいなのか、ということを全く知らないのでそろそろその方面の方たちに伺おうと思っていたところ、娘が自分で聞いてきた。絵を見てもらったら信じられないことに、心配していた実技は余裕といわれ、他の美大も視野に入れた方がいいのでは?と言われてきた。私は、地元美術科の受験が学科も含めて余裕になったら、他に行きたい大学があれば受けてみたら?と娘に言ってしまった。ちょっと親としては無責任的な発言でもあるのだ。(爆)でも、本人が望むことは、なるようになると思う。ところで、友人の娘さんは、両親と全く異なる才能を持って生まれ、幼い頃から音楽をやり、高校からヨーロッパの学校に行っている。友人は娘の音楽教育資金を稼ぐために、骨身を削って仕事をし、ストレスで身体を壊しがちだ。もはや私にはそういうことはできそうにない。というより、その娘さんは、親をそのように駆り立て動かすくらいの凄い才能を持っているのだと思う。