森蔵日記@舞台オタクのシンプルライフ

2015/07/04(土)16:10

ミュージカル エリザベート 7/2 ソワレ観劇 感想その2 城田優 古川雄大

ミュージカル Musical(474)

続きまして、城田トート。 トートとして完璧なビジュアル! 前回のトートから5年経っているのでどうかな~と少しだけ心配していたのですが、人間ばなれした美しさは健在でした。眼福眼福。 何より今回驚いたのが歌。 城田トート、めっちゃ歌上手くなっている! 私は城田ロミオを観ていないので、実は城田くんを観るのは前回のトート以来。 高音も低音も自由に操って、メロディも若干アレンジしちゃったりして、生き生き歌ってました。いっぱいいっぱいだった5年前とは雲泥の差。 特に印象的だったのは『闇が広がる』のラスト。 ルドルフとのデュエットを放棄して雄叫び(?)をあげる城田トート。ロックだ!かっこいい~! 演技でツボだったのは、チビルドを見つけた時の、身体を斜めにして物陰から覗くようにしていた姿。 観客からは完全に後姿なのでトートがどんな表情をしているかは見えないのですが、無表情なまま、おもちゃを見つけたネコのようにじっとチビルドを狙っている様子が想像されて。 城田トートはこういう、ちょっとした仕草や身体の動かし方がいいんですよねー。こちらの予想から少し外れた動きをしてくるというか。その意外性が面白いんです。 (ちなみに、2010年の城田トート感想はこちら) お次はルドルフ@古川雄大くん。 確か古川くんは前回もルドルフを演じていましたが、私はその時平方ルドしか観ていないので今回が初見でした。 古川ルドは、ひ弱なチビルドがそのまま青年になったよう。 甘っちょろい雰囲気と、いろいろな意味で中途半端な感じ(誉めてます!)がいかにもルドルフらしい。 こんな頼りない皇太子じゃ、さぞかしゾフィお婆様とフランツパパは帝国の行く末が心配だっただろうなぁ(^^;) (←これまで観てきた中で、頼りなさではNo.1なルドかと) 「ハンガリー国王!」とか言われても、100年早いわ!(怒)と一喝したくなる(ごめん)。 そうそう、ルドの自殺シーン、結構演出が変わりましたね。 ルドの方からトートにキスする。しかも唐突に。 ・・・う~ん(^^;)  ここは以前の演出の方が緊迫感があって好きかなー。 歌が弱くてあまり闇が広がらないのは残念ですが、美しいビジュアルと役作りはGOODな古川ルドでした(^^) アマゾン ★Elisabeth -16tr-★ ★Ocr: Elisabeth-Das Musical★

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