森蔵日記@舞台オタクのシンプルライフ

2015/07/10(金)21:35

ミュージカル エリザベート 7/8 マチネ観劇 感想その3 尾上松也

ミュージカル Musical(474)

お次は松也ルキーニの感想。 育ルキーニが思いのほか高嶋兄の影響を受けていたので、果たして松也ルキーニは?と注目しながらの観劇でした。 で、結果。 松也氏は松也氏らしい、オリジナルなルキーニでした(^^) 実際のところ、容姿や雰囲気からしたら育ちゃんよりむしろ松也氏の方が高嶋兄に近いです。でも不思議と兄と似ているという印象は受けません。 やや薄味な役作りながら、薄汚くてアナーキーでイッちゃってるテロリストでした。(←誉めてます!)。 ただ。 個人的な好みを言わせてもらえば、ルキーニはもう少しアクが強い方が「らしい」かな、と。 舞台上にいる時間も長いし歌も結構ある上に、登場人物の中では比較的自由度の高いオイシイ役だと思うので、役者個人の個性を強く打ち出さないのはなんとももったいない。もっとガンガン攻めてほしい。 歌に関しては、高音(というかファルセット?)がんばれ、という感じ。 周囲が歌ウマなので比べるのは酷(井上トートに佐藤フランツだし!)と思いつつも、『ミルク』など見せ場のナンバーで声が出ないのはちょっと残念。 松也よ、Let'sボイトレ。 努力すればきっと報われる。内野トートがいい見本。ミュージカル続ける気があるのであれば、今回のことで何を言われてもぜひ頑張り続けて欲しい。 そして、帰りの道々思ったこと。 やっぱり私は浦井ルキーニが観てみたい。 ずっと言い続けてることですが、改めてそう思いました。東宝さん、次回上演するときはぜひお願いします!

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