シネマ歌舞伎 『怪談 牡丹燈籠(ぼたんどうろう)』
このたび、初めてシネマ歌舞伎なるものを観て参りました。演目は、歌舞伎界のゴールデンコンビ、仁左衛門・玉三郎主演の『怪談 牡丹燈籠』。とっても面白かったです! 行って良かった。 未見の方、お勧めですよ~。怪談ですからもちろん怖い部分もあるのですが、分量としてはコメディ的な要素の方が多いです。映画館だというのに、手をたたいて大笑いしているお客さん多数。私も遠慮なく、笑って参りました。ナマの舞台だったら拍手喝采まちがいなし。とにかく玉三郎が上手いのです。この方、本当に笑いのツボを心得てらっしゃる役者さんで、今の歌舞伎界でコメディをやらせたらNo.1なんじゃないでしょうか。劇中人物と狂言回しを兼ねてらっしゃる三津五郎も面白いし、歌舞伎界一のフェロモン系・仁左衛門も堪能できて、実に豪華な作品でした。これまで歌舞伎を観たことがないという方でも大丈夫。セリフも普通に理解できる作品ですし、予備知識セロで全然問題なく楽しめますよ。私が観に行ったのは、東銀座の東劇。駅出てすぐの場所にあります(歩いて1分かかりません)。日程によって上演時間が異なるそうのでご注意下さいませ。【 日程 】2009年7月11日(土)~8月21日(金)11:00/14:30/18:30(※)2009年8月22日(土)~9月4日(金)15:30 【 料金 】2,000円(通常映画と異なりレディースDAY等はありません)