2008/12/26(金)11:03
寒サクラ咲く御堂筋。マクド、クォーターパウンダー(その1)
マーケティングには「四つのP」というのがあります。モノが企画され製造・販売されるまでのプロセスを表す
製品(Product)価格(Price)流通(Place)販売促進(Promotion)
行列を作ろう! そんなアイデアは最後のP、販売促進の段階、消費者にモノの存在を「お知らせ」するための「手法」として使われる。
大阪の御堂筋で大阪人のびっくりするようなコトをやろう。そうしよう
深ーい食の文化を持つ関西で話題になればマスコミもシッポを振ってくれるに違いない
隣は行列で有名なアップルストア心斎橋だし、原田さんも乗るはず
大阪で認められたことを話題にして全国展開ですね。そうしよう
そして、クリスマスまでの3日間新商品「クォーターパウンダー」は発売された
23日にはTシャツのプレゼントも用意された。メニューはクォーターパウンダー(500円)とダブル・クォーターパウンダー(600円)のみ・・・
クリスマスの昨日、午後12時40分、行列はなし。3日目、単一メニュー販売の最終日。スムーズに入店。地下鉄がホームに入ってきたときのような騒音。黒い服着たスタッフがウジャウジャ。
懸命だ。
各店から精鋭が集められたのか。普段、交通整理のない店内に4人もサービススタッフが配置されている。ゴミ担当は4人。次から次にイッパイになったゴミ箱をかたづける。
カウンター内もフロアも「精鋭」の動きは素晴らしい。鍛えに鍛えられたどっかの国の兵隊さんみたいだ。ツメツメの店内でどれだけスムーズに商品を用意し、客に食べる空間を用意するか
「血眼」だ。
マクドナルドの財産なのだ。このスタッフ連中が
「原田社長、ちょっとやりすぎましたね」なんて天地がひっくり返っても言わない右腕達。効率の権化だ。そのぴりぴり感が店内を統括する
クォーターパウンダー、確かに肉の塊、どうだ、どうだ肉だろう、本物だろ。とくる
客席は100%稼働。イッパイだ。そしてみんなが紙袋に詰められたクォーターパウンダーとポテト。そして、コーラの選択の余地のないセットをもくもくと。
周りを見回し、養鶏棟のブロイラーのように食わされているなーと思った