最大のiPadに楽譜を表示させて演奏するのはかなり快適なのだが、譜めくりは大きな問題だ。紙の楽譜の1ページ分しか表示できないので、紙ならめくらない左のページから右のページに移るときにもiPadではめくりが必要だ。
iPadで使うアプリはPiascoreだ。譜めくりの方法としては、手でスワイプ、ウインク、足で操作するペダル、という3つがあるだろう。手でスワイプは紙をめくるより速い。紙をめくる時はページを指で挟む時間が必要だが、スワイプは一瞬だ。その時間さえ無い場合は他の手段が必要だ。最新のiPad Proならウインクでめくれる。右目のウインクだが、口の端を少し動かしただけでも反応する。この話をするとほとんどの人が信用できないと言うが、ウインクしたのにめくってくれなかったことはない。ただ、ウインクしていないのにめくってしまうことが無いわけではない。もう少し精度を上げて欲しいと思う。
Bluetooth接続のペダルを使うのが王道だろう。プロの弦楽四重奏団も使っている。ただ、チェロを弾きながら自分のつま先は見えないし、そもそも楽譜を表示させたiPadを見ているわけだからペダルを見る余裕はない。最も使いやすい場所を自分で決め、家で練習する時からそこに置き、ペダルを踏む動作が無意識にできるように訓練しておいた方が良いだろう。演奏中に右足は多少動かしている。そのときにペダルを蹴飛ばしてしまわないように配慮する必要がある。
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Last updated
2019.10.23 20:52:38
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