もうすぐバッハの無伴奏チェロ組曲を弾く演奏会がある。多人数で全6曲の全楽章をシェアする。今年の私の分担は4番のプレリュードとジークで、かなりの難曲だ。
練習はヘンレをもとにした楽譜を使う。スキャンして自分のやり方に合わないスラーや指使いをphotoshopで消したものをプリントしたものを最初使った。これに鉛筆で書き込みをして行く。ある程度練習したところで、これをスキャンしiPad ProのPiascoreに入れた。そこからはiPadで練習してきた。iPadで練習するメリットは、赤で書き込みができて、しかもそれを簡単に消せることと、家で練習する曲の楽譜がすべてここに集まっているので楽譜を探さなくて良いことだ。
本番で楽譜をどうするか考えなければならない。音は暗譜しているのだが、指使いや弓順は覚えていない。この曲は難しいので、一つポジヨンを間違えると後が弾けなくなる危険がある。楽譜を見て演奏したい。プレリュードは2ページなのでiPadだと途中でめくらなければならない。長い音の後に間を取るのでそこで指を伸ばしてめくる手はあるが、音楽上そこでは身動きをしたくない。ウインクでめくるのは誤動作が怖いし足踏みスイッチは大げさだ。また、大勢の奏者がいる狭い会場なので、そのへんにiPadを置くと紛失・盗難が怖い。今回は紙で演奏しようと思う。
iPadに楽譜を表示させておいてスクリーンショットを撮る。これをクラウド経由でパソコンに送り、プリントすれば良いだろう。
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Last updated
2019.11.15 06:58:52
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