私は自分で製作したチェロを二台使っている。他人が作ったチェロは手放した。ほとんどのソロや室内楽には自作1号を使う。自作2号はもっと大きな編成、たとえばオーケストラに手伝いに行く時に使っている。自作2号は1号より低音がパワフルだ。クラウンの4番線を使っているのは自作1号のチェロの話。自作2号には完成時から4番線に普通のヤーガーを使っている。ヤーガーは音色や音量の制御が容易だがラーセンよりパワーが落ちる。上3本にラーセン・ソリストを使い4番線にヤーガーを使うとバランスが良くなる。4番線にラーセンを使うと強すぎる。クラウンの4番線を初めて買った時、例のシャリシャリとしたノイズが別の楽器でも出るのかを確かめるために2号チェロで試してみたことがある。同じようにノイズが出た。この時の感触では2号チェロにはヤーガーの方が適していると思った。3番線と4番線のつながりが少し制御しにくいと感じた。ヤーガーも長持ちする。値段は500円くらいクラウンが安いが、まあそのくらいなら節約しないでも良いだろう。
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Last updated
2020.02.06 21:26:55
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