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カテゴリ:自分の事
就職した「コープあいづ」ではいろいろな部門を担当し、3店舗勤務しました。お昼休みに将棋を指している部署もあったようですが、私は経験しませんでした。職場でできた友人たちと、遊びに行った友人宅や我が家でたまに指していました。観戦記・月刊誌・NHKは観ていました。 「社会新報」という新聞の将棋大会があるので、手伝ってこいと言われました。行ってみたら「菊地君将棋できるの?それなら大会に出て」となりました。私は元来メンタルが弱いので、試験や大会は相応の準備をしたいタイプです。この時は特別で、なんのプレッシャーもなくすいすいと勝あっがってしまいました。振り飛車党の方には天守閣美濃4六銀戦法で、居飛車党の方には矢倉4六銀3七桂戦法で、本のおかげでした。 県大会でも快進撃は続きます。会津大会でも、県大会ではさらに多くの私は名前を存じ上げている強豪の方がいらっしゃいましたが、わたしの方は見たことも聞いたこともない存在です。油断されたのか、会津大会と同様にすいすいと勝ち上がりました。決勝の中盤までは優勢でしたが、優勝がちらついてプレッシャーを感じ、形勢は怪しくなります。ルールは初めての「切れ負け」で最後の方は何が何だかわからず指していたら、相手の人の時間切れで勝が転がり込んできました。そのとき審判長をされていたS五段とは約20年後に会津王将会道場でお会いすることになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.18 20:07:52
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